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愛のリハビリ
【父娘相姦 官能小説】

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愛のリハビリ-1

1)

 <麗子です。おじさま、ご無沙汰しています。 母から、おじさまが東京へお出でになると聞きました。会ってお願いしたいことがあります。 是非、会って下さい。お願です。この事は、両親には言わないで下さい。>

 シドニーで現地企業をリタイヤした僕、中村良夫に、麗子からメールが入った。 

 飯田麗子は、友人の娘である。飯田は、 日本にいた時の射撃クラブ仲間で、結婚前から友達付合いが続いている。2年前に、夏休みの間、大学生の麗子がシドニーに遊びに来て、泊まっていった。麗子は何故か、僕のことをおじさま、おじさまと言って、懐いている。

 今年は、大学を卒業の予定だ。何かそのことで、両親に言えない相談事でもあるのだろう。宿泊先のホテルを教え、卒業祝いの夕食をしようと返事を出した。



 ホテルのアーケードにあるスペイン・レストランに現れた麗子は、ドレスを着て、すっかり大人びていた。 学生姿の記憶しかない僕はには、眩しく輝いて見えた。夜景の見渡せる窓際の席に招くと、若いころのデートを思い出して、胸がときめいた。

「飲めるんだろう」と聞くと麗子は「ええ、少し」と答えた。

 ワインリストから、中くらいのスペイン・ワインを選んだ。値段の割には美味しい筈だ。 オントレに、タパスを3皿ほど、注文をした。 

 二杯目のグラスが、半分くらいになったのを見計らって、麗子を促した。「お願って、何、遠慮なく言ってごらん」

「お願って言うより、話を聞いて欲しいのかなあ。色々あって、順番にお話します」

麗子は、グラスを口に運んだ。

 ごくりと喉が動いて、液体が下がると、目を瞑って深い息を付く。

「率直にお聞きしますけど、本当のことを教えて欲しいんです。 おじさま、もしかして、麗子の本当のお父さんじゃないんですか」

「えっ」

 まさかこんな事を聞かれるとは予想もしていなかったので、虚を衝かれた。

「何でそんな事思うの」

 麗子は、難しい質問を口に出して緊張が解けたのか、思いつめた表情をいくらか和らげた。

「中学生の時、初潮があって、母から色々聞きました。 生理のこと、どうして子供が出来るのかとか、そんな事はもう知ってましたから、可笑しくて。 親子でこんな事話すのは初めてだったんで、ついでに、両親の結婚ロマンスに就いて聞いたんです」

 母は、父と射撃クラブの仲間で、お互いに良く知っていたんで、自然とそういう事になったと言ったわ。でも、それだけじゃ面白くないので、エピソードでもないのかとしつこく聞くと、実は結婚前に、おじさまとお付き合いがあったって白状したんです。

 おじさまにはもう奥さんがいたので、結婚は出来なかったけれど、青春の思い出よ、この事は誰にも言わないで頂戴としつこく念を押されました。

 後になって、何で言わなくても良い秘密を、私にしゃべったのかと不審に思いました。母のアルバムに、おじさまの写真が何枚も載っているのも、気になっていました。


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