愛のリハビリ-4
3)
麗子をベッドに誘う。
ファスナーを下ろすと、麗子は後ろを向いて、自分で脱ぎ出した。一つ脱ぐたびに、露になっていく麗子の肌に、やるせない思いが込み上げてくる。
麗子がベッドに上がると、僕もパンティーを外して、ベッドに上がる。
「奇麗だよ。とても奇麗だ、麗子ちゃん」
あの時もこうだった。
麗子の母と初めて結ばれた夜、目を閉じて緊張した口元、首筋から、腰、腿、足の先へと、すらりと伸びた抜けるように白い裸身。細身の体に、胸とお腹と恥骨がふっくらと盛り上がっていた。
今、見下ろしている麗子の体は、まるであのときのビデオを再生しているかのように、記憶に重なる。
そっと乳房に触れる。
「麗子ちゃん」
「おじさま」
唇を合わせる。
舌を絡ませて、乳房を探る。乳首に指を当てて・・・。
乳首が勃起を始めると、麗子は、ふうぅっと息を吐いて、体をくねらせる。
そっと股間に手を伸ばして、股を開かせる。
未だ慣れていないから、余り弄られるのは嫌だろう。
陰毛の陰で、ほのかに白く割れ目を見せている花びら。恥ずかしげに頭を覗かせる、幼さの残るクリトリス。指に唾を含ませ、小陰唇に滑り込ませる。
「うっ」麗子が体を固くして、腰を引く。
僕は、亀頭から陰茎全体に唾をまぶした。
ひじで体重を支えると、麗子に被さった。腰を、麗子の両股の間に割り込ませる。
首の下に回した腕で、麗子の肩を押さえる。
男根は、熱気で乾いて、べとついている。指にたっぷりと唾をつけて、更に念入りにヌルミをまぶす。そっと腰を浮かすと、亀頭の正面に、白い花びらが閉じたまま、微かに震えている。
愛おしい。
男根は、残酷にも、これから迎える歓喜を予期して、キリキリと怒張し、コブラのように雁首をゆらゆらと揺すっている。
僕は、亀頭の付け根を指で支えると、割れ目に誘った。すでに鈴口から漏れる愛液で濡れ濡れの亀頭の先で、花びらを押し開ける。
麗子の体が、ぴくっと固くなった。
亀頭をずらして、膣口に誘導する。口に含んだ唾を、さらに念入りに陰茎にまぶす。亀頭に分けられた花びらの、ぴらぴらとした感触が、愛おしい。