あまい時間-3
「美優ちゃんさ、俺のこと好きでしょ?」
笑いながら店長が言いながら、自身の制服の首元をゆるめた。
わたしはまだ頭がはっきりしなくて、これは夢なんじゃないかとぼんやり思う。
なにも答えることはできない。
「なにも言わないんなら合意、ということで」
ぺろり、とわたしの耳を舐めたあと、首に顔をうずめられた。
タバコの匂いと生クリームの匂いがまじった不思議な香り。
体が更に熱くなる。
「あっ・・・」
無意識に出る甘い声。
目に涙の膜がはった。
「声かわいい。もっと鳴かせたくなる」
そういって右手は器用にブラを持ち上げ、優しく揉んでくる。
左手はわたしの顎を捉え、口は口内を犯す。
「んんっ・・・あっ・・・」
蜜がとろりとあふれるのを感じた。
熱くて触れて欲しくて、無意識に太ももをこすり合わせる。
「ふうん、意外とエロいね」
それを見てくすりと笑った店長は、顎に置いた手をはなし、わたしのズボンに手をいれる。
「だ、めぇ・・・っ」
恥ずかしくて慌てて足を閉じるが、遅かった。
店長の大きな手はすでに下着の中に侵入している。
クチュ
「わかる?すごい濡れてる」
わざと音をだしながら、耳元でささやかれた。
耳を甘噛みされながら、胸を陰部をじっくりと攻められる。
「あっ・・・あん!だめ・・・っだめ・・・!」
目まぐるしい快感で息をするのも苦しい。
喘ぐことしかできないわたしは意識を手放していた。
「あ・・・っん!」
達した瞬間に火花が散り、体が大きく痙攣した。
その瞬間に意識が飛ぶ。
「美優・・・」
最後に彼の悲しい声と、優しい優しいキスをされた気がした。