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真奈美の日記
【獣姦 官能小説】

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タロ-12

真奈美は仕方無く勝手口へ回った。
そして裏庭の生垣のいつもの場所に隠してある合鍵を見つけ出してホッとすると、勝手口のドア開け、中に入った。

「ママ、ただいまー……」

家の中は電気が消され、静まり返っている。
ダイニングルームに入っていくと、テーブルの上にメモが置いてあった。

「お父さんと二人で外出してます。昼ごはんはレンジで温めて食べなさい。来年、受験なんだから、ちゃんと勉強していること。
帰って来たら、携帯に電話してください。」

(いっけない……あたしが無断で外へ出ている間に、ママ、パパ、外出したんだ。心配してるだろうな…… でも、めずらしいな。二人一緒に出かけるなんて)

なんて言い訳しようかと考えながらも、とりあえず携帯に電話することにした。
ところが、携帯の向こうで呼び出し音は鳴り続けるが、なかなか電話が出ない。
一体どうしたのだろうと少し不安になりながらも、一方では母親の説教を聞かなくて良いと思うとホッとした。
真奈美は、留守録に帰ったことを伝言すると、電話を切った。

「ああ、それよりお腹がペコペコだよー」

真奈美は、あまりにお腹が空いて倒れそうになっている自分に気付いた。
テーブルの上に被せてあった布巾をはぐると、そこにはハンバーグとご飯が作り置きされていた。
それを見るや、直ぐさまガツガツと一心不乱に食い散らかした。
箸があるにもかかわらず、皿を持ち上げ、手の指でかき込むように口へと流し込む。
もちろん、レンジでチンすることなど眼中にも無かった。
それほど、彼女はエネルギーを消耗し、飢えていたのだ。

(はあ、まだ食べたりないや)

冷蔵庫に何かないか探そうと思い、椅子から立ち上がった時だった。

(あれ……何? このイカ臭いような、ひどく生臭いニオイは……)

思わず覗き込んだ股間には、ショートパンツを通して滲み出した白い粘液が幾条にも滴り、腿を伝い、椅子や床を汚していた。

「ひゃあっ! イヤあ!」

真奈美は、自分の股間から湧き出す白濁液を見た途端、それまで喪失していた園内での記憶が蘇ってきた。

(そうだ……思い出した! あたし、公園までジョギングして、疲れてベンチに座り込んで……あのおじさんの言うように、そのまま眠ってしまったのは本当なのかもしれない……)

彼女は慌てて股間を両手で押さえ、これ以上漏らさないようにしようとしたが、指先が会陰に触れた途端に痛痒い疼きが広がり、思わず両脚をキュッと窄めた。

(……でも、その後の記憶は あ……ああ……なんておぞましい……湿った臭くて汚いトイレの中で……)

そう、彼女は朽ちたトイレの廃屋の中で、何度も何度も執拗に土佐犬のような大型の猛犬から受けた陵辱の数々を思い出していた。

(あたし、まるで雌犬…… そう、あの大きなワンちゃんにおもちゃにされて、何度も何度も…… 四つ這いになった後ろから、怖いくらい太くて大きなちんちんで……)

盛り上がった両肩の筋肉、分厚い胸板、太く逞しい四肢。 そして股間に起立する真っ赤に猛り狂った肉棒……
狂犬のような鋭い目、荒い息遣い、軟体動物のように舐め回す舌、ディープキス、臭い唾液……
上半身をがっちり抱いて締め上げる腕、激しく呼吸し収縮、膨張を繰り返す胸、腹、そしてそれらがのし掛かる重量感……
そして、何より骨盤の中心から腹の中へねじ込まれる肉棒、内臓を押し出す体内からの圧力、そして両脚の間から下腹部まで痺れるような苦痛と快感……
蘇る記憶を辿るうちに、真奈美の下半身の奥底からは、淫らな疼きが始まりだしたのを感じていた。

(そして、ワンちゃんの激しいセックス……せーしの注射……それから……それから? あれ、ちょっと待って!……思い出せない……何か不自然だわ?)

「私、何度もワンちゃんに抱かれていたとき、全裸にされていたはず…… 着ていた体操着は引き裂かれ、ボロボロになってしまったはず……」

真奈美は慌てて上着を脱ぐと、改めてじっくり見つめた。
確かに、自分の学校の体操着に違いない。しかし、無数に薄い黄色や茶色のシミが付いている。しかも、カビ臭いような、生臭いような悪臭がする。
何ヶ月も洗ったことの無いような、この汚れ方は明らかに自分の体操着ではない。

とすると、この上着はあの男が用意して着せたものなのだろうか。

(そういえば、この上着の臭い……カビ臭いけど、あたしの股間から漏れた液体と似た臭いがしてる……しかもこの臭い、あのワンちゃんのせーしとは違う!)

「まさか……まさかあのおじさん、この体操服の持ち主の女の子を犯したの……? そして、その服を持ってて、途中で私にそれを着せて……私を……」

(私の体に溜まっていたもの……まさかあのおじさんの……せーし!? 人間の精液!)

「いやっ! もしそうだとしたら……あたし、間違いなく妊娠しちゃう! もうしてるかもしれない!)

真奈美は、背筋にぞっと冷たい物を感じ、硬直したように、その場に立ち尽くした……


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