クライマックス-3
龍の射精の反射の間隔が長くなり、力の抜けたミカの身体を仰向けにゆっくりと倒して、彼自身もぐったりと彼女の身体に覆い被さった。
「ミカ……」
「龍……まだ終わらせないよ」
ミカは熱い息のままそう小さく言った後、龍の両頬を手で包みこんでにやりと笑った。
突然、龍は身をこわばらせた。「ええっ!」
ミカの両脚が交差し、龍の腰をがっちりと固定した。同時に龍のペニスはミカにぐいぐい締め付けられ始めた。
「な、何? これ! あ、あああ……」
それから龍を包みこんだままミカの熱い粘膜が激しく回転するように蠢き始めた。
「あああーっ! ミカっ! ミカっ!」
龍は激しく身体を痙攣させた。自分の意思では全く身体を動かすことができずに、彼はミカの強烈なそのワザに翻弄され続けていた。
「ミ、ミカ、ミカっ! も、もうだめだ! またイく! イっちゃうよっ!」
「あああ、りゅ、龍、イって、もう一度中に出して! あたし、も、もう! あああああーっ!」
「ミカ! 母さんっ!」
ミカの身体と龍の身体が同時に跳ね上がった。
びゅくっ!
「んあああああーっ!」ミカが叫ぶ。
「母さんっ! イくっ! 出るっ!」
びゅくびゅくびゅくっ!
熱い龍の原液が激しい勢いで彼の身体の奥から、再びミカの身体の奥深い場所に何度も噴き出した。
「龍、龍龍龍っ!」
びゅるっ! びゅくっ! びゅくびゅくっ!
二人の身体はいつまでも大きく脈動を続けていた。