第4章 会合-34
たっぷりした乳房を両手でこねまわし、美貌が快楽に歪むのを眺める。温和な笑みを称え、流暢な英語を話す授業時と異なり、俺だけが知っている先生の痴態。
「やれやれ、鳳学院の教師ともあろうが、生徒に胸を揉まれて悦ぶなど、恥ずかしいことだと思いませんか?」
もう何度も繰り返したプレイだが、俺はことさら教師と言う立場を強調して、彼女を辱める。だらしなく緩んだ顔が、恥ずかしげに赤く染まるが、そんな自らの境遇を楽しんでいるようにも見える。
「ああん、そ、そんな意地悪言っちゃ‥いやぁ」
豊かな胸もとに顔を埋めながら、悶える身体を抱きすくめる。この学院では貴重な二十代の身体を堪能しつつも、彼女を征服するにはこの体位では満足できない。いつもの如く、腰に手を回してうつ伏せにすると、ヒップを突き出すような体位を取らせる。
むちっと張りつめたタイトスカートの下で肉の塊が蠢いている。背中越しに、誘うような、物欲しそうな目で俺を見つめ、先生は妖しく腰を揺すってみせる。清純そうな見た目とは裏腹に、彼女は男を求めているのだ。
授業中、スタイルの良い彼女の後姿に、劣情を抱く男子生徒は少なくなかろう。その中で俺だけが、この素晴らしいヒップから股間のものを突き入れることが許されるのだ。
スカートのホックを外し、裾に手をかけ、ゆっくりとめくり上げていく。肉付きの良い太ももが露わとなり、ストッキング越しにショーツに包まれたヒップが現れる。
ストッキングを破り、ぴったり張り付いたショーツを脱がせると、艶めかしいヒップは俺のものだった。久しぶりに眺めるせいか、初めてこの尻を貫いた時のことを思い出す。
もともとこの女は、教育の対象者ではなかった。計画に必要なのは、学年主任やベテラン教員など発言力の強い者。新卒の教員など問題外のはずだった。だが初めて彼女の授業を受け、その魅惑的な後ろ姿を目にしてから俺の考えは変わった。
教育を施した後、夜の校舎へ連れだし、ひと気のない教室で教卓に這わせ、乱暴に犯した時のあの征服感。学院の教師を無抵抗のまま辱めると言う行為に、自分の力を実感したものだ。
幸いなことに彼女は秘書としても有能で、単なる欲望のはけ口に甘んじることなく、計画の実行にあたり、有能な補佐をも努めている。
さすがに準備が必要かと太ももの間に手を差し入れ、後ろから秘部を覗き込むが、男を受け入れる部分は、蕩々に濡れそぼっていた。
「くくっ‥、まったくお前はいやらしい女だな、香澄」
込み上げてくる欲望が気を大きくして、彼女を下の名前で呼ばせる。いつもはきっちり結いあげられてる黒髪を乱して背に流し、捧げられた肉を味わうべく、重いヒップを抱える。
「あんっ、直哉さまぁ、はやくぅ〜」
隠しようもない甘え声を出す女は、教師の威厳も何もない。最早己の立場を忘れ、ただ俺の寵愛を求めるだけの、卑しい雌に成り下がっている。
「ふっ‥くぅん‥」