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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈終着点〉-15

「な、中はやめてえぇ!!に…妊娠…妊娠したくないぃぃ!!!」


絶頂を迎えつつあるサロトは激しく腰を振り、その血を吐くような悲鳴すら興奮へと置換していた。

清楚で可憐なお嬢様が、自分の顔に傷を負わせた……サロトは春奈に堪らなく欲情しながら、激しい怒りの感情も抱いていた……。


「ん"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッ!!!」


ガッチリと密着し、サロトはまたも春奈の胎内に果てた。
勢いよく射出された精液は子宮を満たし、命を宿せと騒ぎたてる。
その想いを知ってか、肉壁は憎き肉棒をギュッと握り締め、亀頭の首根っこを押さえ付けて離さない。
「もっと欲しい」と縋るように……。


『……泣くほど嬉しいか?初い奴(ういやつ)じゃのう……』


為す術なく二度の膣内射精をされ、真っ赤な顔をグシャグシャにして泣きじゃくる春奈を横目に、サロトは部屋を出た。

あの日、美津紀を姦した後と同じように、鮮血を滴らせた肉棒を晒したまま、サロトは外に出た。

夕闇の迫る景色の中、広い敷地には部下達が群れ、その中心からは女性の怒声が聞こえてきた。


「あっち行ってよ!!来ないでよぉッ!!」


その声の主は全裸の静香であった。
赤土の大地を裸足で踏み締め、太い木の枝を振り回して部下達を追い払っていた。
それは抵抗する様を楽しむ為に、敢えて放たれたのだと直ぐに分かった。


「嫌よぉッ!!嫌ッ…嫌あぁぁぁッ!!!」


振り回す枝を掴まれ、必死に奪い返そうとする静香は、四方から襲い掛かられて押し倒され、そして神輿のように集団に担ぎ上げられて、瑠璃子が吊るされている樹木の下に運ばれていった。


「和久さあんッ!!和久………あ"お"ぉ"ぉ"!!!」


部下達の群れで姿は見えなくなったが、その悲鳴を聞けば、きっとホールギャグを咬まされたのだ。
やがて樹木はユサユサと揺れ始め、部下達の歓声と瑠璃子の泣き声、そして静香の断末魔の叫びが聞こえてきた。

……と、サロトは肩を叩かれて振り向くと、そこには媚びた笑顔を振り撒く専務の姿があった。



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