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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈終着点〉-13

「痛いぃぃッ!!い…嫌だ!!もう嫌あぁ!!!」


涙をボロボロと零し、それに呼応した鼻からは鼻水が垂れた。
そして叫びっぱなしの口からは涎が溢れて流れ、頬からつたって糸を引いて落ちた。

可憐な美少女の、この泣き叫ぶ姿はとても美しく、何度でも鑑賞したくなる。
そして、その欲望が尽きる事は無い。


『始めから……ムフゥ…春奈ちゃんが来ておればのう?……ムフフ……麻里子や瑠璃子なんて“ゴミ”は、ワシは要らなかったんじゃが』

(!!!!)


サロトは甘い吐息を混ぜながら、またも暴言を吐き、姉妹を蔑んで笑った。
それは春奈には聞き捨てならない台詞……風前の灯火だった怒りの火種は再び燃え上がり、その瞳は涙で霞みながらも光を携えた。


「わ…私は貴方の好きになんてならないわッ!!絶対…絶対に許さないんだから!!!」


退路を絶たれた春奈には、これが精一杯の台詞なようだ……なんとも幼稚な、失笑物の叫び……。

好きにはならないと言っても、サロトは緊縛を施した春奈を好きに貪るだろうし、許さないと言ったところで、春奈の感情など意に介さないだろう。
それが証拠にサロトの腰は止む気配すらなく、更に激しさを増していく。
解されていく秘穴の舌のような肉壁の絡み付きを、サロトは楽しんでいたのだ。


『好きにはならない?こんなにオマ〇コでチ〇ポをチューチュー吸っておるのにか?……そうか、怒らせると気持ち良くさせてくれるのかのう?……美津紀もゴミじゃ!脂肪塗れの牝豚じゃ!!』


「い、いつか噛みついてやる……噛みついて殺してやるんだからッ!!!」


春奈の怒号は、サロトには聞こえていないようだ……久しぶりの処女の締め付けと、天使のような春奈の美貌に肉棒は絶頂を迎え、脳髄まで痺れさせて恍惚としていたのだから。


『……はふ……わ…ワシの精子を中に出すぞ……たんまりと……』

「い、いつまでも…調子に乗らないでよぉッ!!」


サロトの台詞に明らかに怯えていた……誰だって愛する人との間でしか〈命〉は欲しくない……ましてや姉妹を姦した変態との間でなど……。


「やめろよぉ!!出さないで!!だ、出しちゃ嫌あぁぁ!!!」


やはり聞く耳を持たない……完全に顔は快感に溶け、アホ面を晒して腰を振り続けている……サロトの太鼓腹はベチベチと春奈の下腹部に衝突し、互いの汗が周囲に飛び散る……春奈はギュッと瞼を閉じて、現実からの逃避を図った……。


「いぎゃあぁぁぁぁぁッ!!!」


とても春奈から発せられたとは思えぬ声は、まさに断末魔の叫びだった。
夥しい量の精液の射出は、確かに子宮の存在を感じ、確かに自分は女なのだと春奈に突きつけた。
そのジリジリとした熱は、子宮の壁を伝って脊髄に達し、更には脳天まで貫いて身体を痙攣させた。

子宮に溜まった精液は、決して拭えない。
そして、その精液の温もりに痺れる受け入れ難い刺激も、春奈には拭えない。

この自己嫌悪に陥りそうな自身の疼きに、春奈はうちひしがれて項垂れた。






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