〈終着点〉-11
「い"や"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ッ!!!」
可愛らしいパンティーは絶命の叫びをあげ、床に無惨な骸を晒した。
遂に念願の肉の芸術が、サロトの視界に捉えられてしまったのだ。
秘肉はモッコリと膨れており、小さなピンク色の肉花がチラリと顔を覗かせていた。
陰毛はビッシリと生え、薊(あざみ)の花のように咲いていた。
そして脂の乗った尻の割れ目には、青紫色の肛門がヒクヒクと蠢き、周囲に生やした産毛のような陰毛を、ユラユラと揺らしていた。
『むほぉ!!これは綺麗な花壺じゃな!!それにこの盛り上がり具合……しっかりとワシのチ〇ポに吸い付いてくれそうじゃ』
「……い…嫌……嫌あぁぁぁッ!!!」
サロトは春奈の秘部に手を伸ばすと、秘肉を摘まんで肉の厚さを確かめたり、肉花を摘まんでは拡げ、割れ目の奥までも覗き見た。
これから自分の花嫁となる牝の恥部を、じっくりと調べているようだ。
『まだ……ケツの穴は固いのう?よく拡がらん……ムフフ……これは調教のし甲斐があるわい……』
「そ、そんなトコ…ッ!?…だ…誰か助けてぇ!!!」
春奈の涙はとまらない……気の触れた美津紀を愛でるのも充分に異常なのだが、その性欲の対象が、女体の全てに向けられている事も、春奈を怯えさせていた……いつか携帯サイトで見てしまった、異常性欲者の為の異常な世界……緊縛や拘束と、そして女体を変形させる悍ましき器具……更には赤い熱蝋や浣腸など、真面(まとも)な神経の持ち主なら、顔を顰めるような世界であった……このサロトが“違う”とはとても思えず、あのサイトのモデルのように、泣き叫びながらボロボロにされていくのだと春奈は思った……。
『ほう?「誰か」とな?麻里子と文乃なら今頃ジャングルの中じゃ。二人仲良くゲリラ達にマワされてるじゃろうて』
(!!!)
思わず叫んだ言葉を否定するような残酷な現実を、サロトは笑いながら話した。
『瑠璃子は庭の木に吊るされて、ワシの部下の公衆便所になっておる。そこに美津紀も便器として加わるんじゃよ?姉妹が並んで……グフフフ……』
「……い…嫌よ……そんなの嫌あぁぁぁ!!!」
今更のように、春奈は絶望した……もう姉妹が揃う事はなく、麻里子と瑠璃子と美津紀の笑顔は、永遠に消え失せた……そして自分も緊縛が解かれぬままに凌辱され、サロトが飽きるまで弄ばれ、そして最後は……?