出会い系サイト-6
アミはエントリーしてからお風呂に入りに離脱した。
お風呂上がり、スマホを見ると、あのエントリーに返事が15件も来ていた。
アミはビックリだった。
アミとヤりたいオトコたちが、ほんの一瞬でそんなに群がるとは…。
取り合えず、返事をひとつひとつ目を通した。
内容だけに適当に決めれば痛い目を見るのは女であるアミだ。
『めっちゃかわいいね。
おっぱいも大きいし、アミちゃんを犯したいな。』
とか
『俺はマニアックなプレイ好きなんだ。
アミが興味あるなら声かけて』
やら。
しかもなかなかのイケメンも多い。
彼氏は顔だけで選ぶと後悔すると聞くけど、
彼氏になるかなんてわからない。
ヤって、付き合いだすってこともあるだろうが
ここの中にそんな関係になる人がいるのかさえわからないし、保証ない。
できれば初めては自分のタイプがいい。
だから悪いが自分がカッコいいと思う人を中心に考えてみることにした。
取り合えず、
『1日、時間をください。明日の今の時間帯に返事を決めた方に送ります。来なかったらごめんなさいということで』
と書き込み、返事をくれた人に一斉送信した。
アミは改めて、返事をひとつひとつ読む。
興味ある人がいた
『リュウって言います。よろしく
アミちゃんめっちゃタイプで、見つけてすぐ飛んできました。
どんなプレイでもいいのか。
これだけは嫌とかある?
よかったら返事くれたら嬉しいです』
という返信。
27歳サラリーマンらしい。
アミは歳上好みで、顔もタイプでドキッとした。
アミはこの人を取り合えず候補に入れ、みんなの返信とプロフィールを見た。
だがやっぱりドキッとしたのはリュウって人だけだった。
アミは翌日の同じ時間帯に返事を返した。