出会い系サイト-2
帰り道、スタバに寄り道をした。
「美人=経験豊富、なんて安直な考えのやつらばっかよ、男って!呆れちゃうわ」
「単純なのよね。アミは気にすることないからね!」
とミカとリミは買ったアイスコーヒーを飲みながら語る。
アミはモテていた。
だが彼氏ができたことはなかった。
それはアミがあまりにもシャイだから。
だが、オトコノコに興味がないわけではない。
恋だって何度かした。
中学のとき好きだった男の子は、あとから聞いた話、実は彼もアミが好きだったらしい。
でも声をかける勇気はなく、好きだった男の子は別の女の子と付き合いだしたらしい。
本当はオトコノコの身体だって気になる…。
『たくさんヤってたりして』
そんな行為、やってみたい。