〈選ばれし美肉達〉-25
『奈和ちゃん、なんで顔を逸らすのかな?』
『このお姉さんみたいに気持ち良いコトされたいの?』
「ち…違います……怖…い……」
『怖いなんて可愛いねえ?大丈夫、噛みついたりしないからさあ』
部下達は奈和の幼気と呼べる怯えを嘲笑すると、静香の陰毛に唇が接触するくらい顔を押し付けた。
奈和は無意識の内に上体を起こして顔を逸らそうとするが、数人で掴まれた身体は、もはや微動だにしない。
『甘えたコト抜かしやがったら、テメェもヤッちまうぞ』
専務は怒張した肉棒で奈和の頭をボン!と叩くと、いよいよ静香の股間の前に膝を着いた。
「ほ、本当に誰にも言わない……だから……ち…ちょっとやめてえぇぇ!!!」
「ま…ママ……パパ……」
静香も奈和も、一本の男根に戦いていた……ボコボコと血管が浮き出し、赤黒い亀頭はビクビクと忙しなく跳ねる……この異形の生物が女体を食い尽くし、内部から破壊する……この絶体絶命の危機になっても、正義は知らぬふりを決め込んだままだ……。
「お願いやめッ……やあぁぁぁぁ!!!」
「ッ…!!!」
巨大な亀頭は静香の秘穴を抉じ開けると、ズルズルと奥を目指して潜り込んでいった。
秘肉は左右に押し拡げられ、秘豆がポコンと顔を出す。
あんな太いモノを秘穴が喰わえ込むのも衝撃だが、それによって歪になった秘肉もまた、奈和には衝撃だった。
こんなにも醜く、こんなにも悍ましい行為は、やはり身の毛が弥立つ……奈和の全身に、鳥肌が立った。
『遊んでる割には締まりはいいぜ?体つきも良いし、なかなかの上玉だな』
「ぬ、抜いてぇッ!!お願い抜いてぇ!!!」
『うはは!「ヌイて」だとよ!!いきなり中出しをおねだりかよ?』
予想外に、静香の穴は締まっていた。
肉襞を亀頭が擦り抜けると、そのカリ首を根元から握って離そうともしない。
この穴に比べれば、麻里子は論外であり、瑠璃子ですら物足りない。
『もう……い…イキそうだぜ……』
「!!!!」
その言葉に、囚われの女達は戦慄した。
静香が捕らえられた時点で、この結末は分かっていた。
それでも、レイプでの妊娠の危険に目の前の女性が晒される事に、抵抗を覚えないはずはない。