第18章 フェラチオをします。-2
ひたぎの美しい唇が開き、昴の鬼頭を飲み込んでいく。そして、暖かくぬるりとした感覚が昴の鬼頭を包んだ。
「うおおおおおおおおおおおお!」
その感覚を受け止める間もなく、睾丸に爆発したような感覚が走り抜けた。押さえに押さえた欲求を穢れを知らない美少女の唇が包み込んだのだ。それは正に爆発だった。恐ろしい圧力で精液が発射される。精液が走り抜ける尿道が裂けそうに痛む。そして、昴の鬼頭が経験したことのない大きさまで膨らんでいくのが分かった。
びゅるるるる。びゅるるるる。びゅるる。
下半身が壊れた人形のようにガクガクと振るえだす。
びゅるるるる。びゅるるるる。びゅるるるる。
鬼頭が更に広がっていく。
「あがああああああああ!ひたぎい、それはダメだ!」
射精が始まり膨らみきった鬼頭をひたぎがねっとりと舐め上げる。昴の腰が痙攣したように震えだす。
「ひたぎ、ダメえ!射精が始まると鬼頭は何倍も敏感になるんだ!刺激が強過ぎて、んあああ、壊れる!」
ひたぎが昴の言葉に反応し、更に激しく鬼頭をしゃぶりたてる。
「が、あがあ!うわぁああああああああああ!」
最初の射精が途切れる前に、次の射精が始まった。昴の体は壊れそうなほどに反り返り、ビクビクと痙攣を繰り返した。
「!!!!!、!!!!!、!!!!!!!」
2度目の精を放つ鬼頭をしゃぶりたてられ、昴が悶絶する。
「ひたぎ、許して!っく!狂う!」
「ダメよ。まだこんなに硬いもの。もっと抜き取らないと治まらないでしょう?それに狂っていいの。もっともっと私に溺れて良いのよ」
昴の精液を飲み干し、ひたぎが再び昴の鬼頭を深々と飲み込んでいく。昴の竿にひたぎの唇がまとわりつき、ぬるりとした舌が鬼頭を執拗に舐め上げる。あまりにも強烈な感覚に、昴は悲鳴を上げることもできずにもがき続けた。
じゅ、じゅるる。じゅ、じゅるる。
「ひたぎ・・・はうう!・・・君の激しい思いを僕は受け止める・・・っく!ぐうう!・・・僕はそんな君に溺れる・・・んあああ!・・・ひたぎ、愛してる。本当に、ひたぎだけしか見えない」
じゅ、じゅるる。じゅ、じゅるる。
「ひたぎ、またでる。んあああっ!もう遠慮しないよ。飲んで。僕の精を受け止めて!」
ひたぎは昴を口に含んだまま、はっきりと首を立てに降った。昴の体を痙攣が走り抜け3度目の射精が始まった。ひたぎは3度の射精の全てを喉で受けとめ、飲み干していった。
ひたぎが震え続ける昴を抱き起こす。昴がひたぎの腕の中で目を開ける。昴の指が伸び、ひたぎの唇に触れる。
「ひたぎ、君の唇が愛しい。キスしてもいいかい?」
「待って、今、口を濯いでくるわ」
「ひたぎが嫌でなければ、僕はそのままがいいい」
「こんな唇を吸いたいと言うの?」
「僕を愛してくれた唇だ。愛しくてたまらない」
「ものは言いようね?男性の欲望をねぶり排泄を受けた。精液にまみれた唇よ」
「違う。ただの男性じゃない、八蜜昴のだ!ひたぎを汚すことはひたぎ自信でも許せない。言い直せ!」
「えっ・・・そんな、急に男らしい・・・昴の・・・欲望をねぶり・・・昴の・・・排泄を受けた・・・昴の精液にまみれた唇よ・・・」
「だから、愛しいんだ」
昴がひたぎを抱き寄せる。優しくついばむようなキスが続き、やがて舌を絡め、激しく舌をねぶり合うキスへと変わっていく。
昴が体を入れ替える。昴に組み敷かれての激しいキスにひたぎが喘ぐ。
「ひたぎ。脚を開いて」
「・・・・・」
ひたぎは恥じらいながら横を向き、長い脚を開いていく。
「もっと、大きく開くんだ!」
「ああ、あなた・・・」
昴はひたぎを抱きしめ、ショーツの上から股関を押し付ける。そして、ひたぎの表情を伺いながらゆっくりと腰を揺らす。
ひたぎの体を快感が走り抜ける。いくつもの快感が押し寄せ、さざ波に変わっていく。そのさざ波が押し寄せる度に大きくなり、ひたぎが恥ずかしい声を上げ、体をくねらせる。そして、快感は意識が飛びそうになるほどに大きなものになっていった。ひたぎは昴の体にしがみついて、昴の愛撫を受けとめ続けた。