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わたし、は、てんし
【痴漢/痴女 官能小説】

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Eわたし、は、てんし-2

実は今回、サラさんのとこに来たのには理由があるんです。

『グループセラピー??っていうのに参加してくれないかな?』ってサラさんから頼まれたんですね。グループセラピーなんて全然知らないから、私で大丈夫なのかな?って思ったけど、サラさんから『話を聞いてくれるだけでいいから!』って言われて、それで、まあ暇潰しにはなるかなと思って、参加することにしました。

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丸い机と三つの椅子。

椅子のひとつにサラさんが、もうひとつの椅子に私が座りました。三つ目の椅子、そこに
ブレザーの征服を着たひとりの女の子が座っていました。

(なんか暗い子だなあ…)

その女の子を見た第一印象でしたね。とにかく暗いです。私とサラさんが椅子に座ってしばらくしても、女の子は顔も上げずにうついたままだし、私たちにあいさつもないし…。

別にあいさつしないからどうだってことじゃないんだけど、ただとにかく反応が欲しかったんです。ただこの子、私たちに全然反応してくれないから、私もこの子とどう接していいのか分からないんです(悲)

「ゆっくりでもいいからね、話してみて。」

サラさんが女の子に言ったんです。そしたら、やっと顔を上げてくれました。

黒縁メガネを掛けた女の子は年齢は多分高校生?くらいかな。長い黒髪が印象的で目鼻立ちがハッキリした真面目そうな雰囲気の女の子でした。

そんな真面目そうな女の子が身体を小さくして椅子に座り、やっとのことで顔を上げてくれたんだけど、それでも、私とサラさんに目も合わせようとしないんです(悲)

「いいの、誰にも言わないから。勇気を出して…。人に言えば、少し気持ちも楽になるから……。」

サラさんがそう言ってから、ようやく女の子が口を開いてくれました。


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