第15章 罰よ。恥ずかしい声を私に聞かせるのよ。-1
「いやらしく勃起したものを、握りなさい」
「ひたぎ、そんな・・・」
「早くなさい!」
「ああ・・・っく!握ったよ」
「まだよ。まだ、握るだけ・・・昴、私を思ってしていたといったわね?」
「ああ、何時もひたぎを思ってしていた・・・」
「何時も?どれ位するの?」
「ひたぎを思わない日はない・・・毎日だよ・・・時には一晩に何度も・・・」
「毎日?そんなに?・・・初めて私を思ってしたのは何時?」
「入学式の日、ひたぎを初めて見た日だよ」
「そんなに前から・・・でも、私以外の娘でもしたはずよ?」
「浮気なんてしない!一目見た時からひたぎ一筋だよ」
「可愛い人・・・でも、1年以上も毎日、時には一晩に何度も、許可もなく、私のいやらしい姿を勝手に想像していたのね?」
「違うんだ。聞いてくれ!」
「聞かせてもらうわ。私にどんな恥ずかしいことをしたの」
「最初は本当に、教室で窓の外を眺める君の姿にみとれて・・・本当に綺麗だと思った。家に帰っても忘れられなくて、気がつけば、ああ・・・」
「まあ、教室の私の姿に欲情して精を放ったの?」
「いやらしい目で見ていた訳じゃないんだ・・・」
「でも、それだけじゃないでしょ。私の裸を想像したはずよ。私を抱き締める想像を、私とキスする想像を、私の体にいやらしく手を伸ばし、私に奉仕をさせ、そして・・・私を犯した。そうよね?」
「違う。犯してなんかいない!ひたぎに酷いことなんてしない!」
「そう・・・あなたの想像の中の私は、あなたを喜んで受け入れたのかしら?それとも、あなたを誘惑してあなたを抱いたのかしら?」
「ああ、ひたぎ、君が好きで堪らなかった」
「答えて」
「ああ、ひたぎ、ごめん。両方とも・・・」
「そうよね?1年以上毎日だもの、あなたは何百回も私にいやらしいことをしたのよ!最初は、可愛い妄想でも、少しづつエスカレートして、思いつく限りのいやらしいことを私の体で試した!そうよね!」
「ああ、ひたぎ、本当にごめん!」
「罰よ。いやらしく勃起したものを自分で刺激しなさい。そして、恥ずかしい声を私に聞かせるのよ」