2人の淫らな撮影会-1
【2人の淫らな撮影会】
結衣が裕樹のモノを綺麗にしてからも、裕樹の勃起は納まらなかった。それどころか自分自身の秘部を弄りながら、上気した顔で咥える結衣を見ている内に、更に激しくそそり勃ってきた。
「はあ、はあ、お、お姉ちゃん、ホンマに処女か?」
「ホンマやで、まっさらや。ほら、お姉ちゃんのおめこピンク色してるやろ」
結衣は裕樹に向かって足を開くと、手で割れ目をこじ開けた。
「結衣、極端に変わり過ぎや」
結衣の変化に裕樹は笑った。
クンニをされて喘ぎ、フェラチオをして精子を飲みこんだ結衣は、この短い時間の間にすっかりふっきれていた。
一番の要因は自分の技で裕樹を絶頂に導いたことにあった。口で精子を受けた瞬間に結衣の世界観がすっかり変わってしまったのだ。
「さっきから、おっきいいままやね」
結衣が愛おしそうに裕樹のモノを扱きながらつぶやいた。
「続きしたいんか?」
裕樹の問い掛けに、結衣は素直にコクリと頷いた。
「初めての男がホンマに弟のオレでええの?」
フェラチオで抜かれたことで、ギラギラする欲望が落ち着いた裕樹は、改めて一線を越える決意を結衣に問いかけた。
「うん、裕樹がいい。安心できるから」
結衣は自分の言った言葉で、改めて裕樹に対して急激に芽生えた愛情の大きさを自覚した。
さらに一つ屋根の下で暮らした16年間で、お互いを知り尽くした安心感もある。自分がひた隠しにしていた卑猥な部分も、裕樹になら安心して曝け出せることを、この短時間の経験で学んだ。
将来、結衣が裕樹ではない男を心から愛するようになったとしても、今程の安心感は得ることは無いだろう。そう想像した結衣は、初めての相手がとても安心できる人物であることに幸せを感じた。
「嬉しいこというなあ。エロいくせに」
「うん、エロいよ。裕樹にやったら何でもしてあげれる。折角するんやから楽しまんとアカンやろ」
結衣の変化に裕樹は悦んだ。
昨日までの裕樹は結衣に対する自分の想いをひた隠しにしていた。自分の自慰行為が純粋な結衣を穢していることにも自己嫌悪を覚える毎日だった。
一番恐れていたのは、自分の想いがバレて、それを嫌った結衣がさらに遠い存在になることだった。
それが一夜にして世界が変わった。昨日までは全くその素振りもなかった自分に対する異性としての愛情。さっきのさっきまで純粋だと思っていた結衣の突然の歓迎すべき変貌。
昨日までの辛い思いから解放された裕樹もまた幸せだった。
ひた隠しにしていた卑猥さを取り払った女、ひた隠しにしていた想いを解放した男。見つめ合う2人はニヤニヤ照れ笑いを浮かべた。
「あっ、初めに聞いとくけど、やっぱ中出ししたらアカンよな」
「ううん、どやろ。生理終わったばかりやから多分大丈夫やと思うけど、念のために外に出して」
「そやな、生理、一昨日で終わってたもんな」
「あんた何で知ってんの?」
結衣が裕樹を睨んだ。慌ててソッポを向く裕樹にピンときた。
「あーっ!あんたトイレのゴミ入れ見て、お姉ちゃんのナプキンチェックしててんやろ」
「へへへ、けどじっくり見てへんで。ナプキンがあるかないか覗いてただけや」
「ぎゃあ、変態変態変態〜」
胸を揺らしながら裕樹の頭をぽかぽか殴る。秘部を直接見られるより恥ずかしかったが、不思議と嫌悪感を覚えなかった。今は何でも受け入れられる。
「変態な裕樹、だ〜い好き」
結衣の攻撃に頭を抱えながら微笑む裕樹に結衣は抱きついた。受け止めた裕樹はそのままベッドに結衣を押し倒した。乳首を弄り卑猥な割れ目に指を這わした時に、結衣がパッチリと目を開けた。
「あかん!裕樹待って!」
「どしたん?」
「折角やから記念写真撮らへん?」
結衣が目を輝かせた。