結衣の頼みごと-5
「あ、あかん。そんなん恥ずかしくてでけへん」
「それやったら見えへんやん。見せてくれるって約束したやん。お姉ちゃんのウソつき」
「ああん、イジワルう」
結衣は覚悟を決めて、くっついた両膝を開こうとしたが、恥ずかしさと緊張の余りにガチガチに固まった体はいうことを効かなかった。
「やっぱりあかん。体がゆうこと効けへん」
「ほ、ほんなら、オレが開いたろか?」
裕樹の上ずった声の提案に結衣の火照った体がピクリと反応した。そして手で顔を覆ったまま僅かにわかる程度にコクリと頷いた。
「え、ええか、足触るで」
裕樹は結衣の両膝に手を置き、外に開こうとしたが、力の入った結衣の足はなかなか開かなかった。
「お姉ちゃん、力抜いて。足開かれへんやんか」
「そんなん言うたかて…」
「わかった。力が抜けるようにしたるわ。これは見せるって言うた結衣が約束を果たすためやから、オレが約束破ったって怒ったらアカンで」
「何を訳のわからんこと言うてん…、あっ、やあん、やめてえ」
裕樹は手を伸ばして、結衣の硬くなった両乳首をクリクリと弄りだしたのだ。
結衣はその刺激で体をのけ反らして、ベッドに背中から倒れ込んだ。その拍子に両膝は離れたので、裕樹は素早く両膝を掴んでその位置をキープした。開いた縦スジから僅かに中身が見えた。
「そうそう、そのまま力抜いて」
(見られてる…)
乳首への快感で一瞬恥ずかしさを忘れた結衣だったが、股間に裕樹の視線を感じ、益々恥ずかしさが増してきた。
「お、お姉ちゃん、もっと見たいから自分の手で割れ目をもっと開いてくれる?」
「そんなん出来る訳ないやんか」
「ということは、しゃあないな」
「何よ?」
「結衣が約束を果たすためにオレが開いてもええな?」
(そ、そこまでの約束はしてない)
そう言おうとしたが、その思いと裏腹に結衣の首はコクリと頷いていた。
裕樹は縦スジの左右の柔らかな肉を両手で抑え、グイッと割れ目を開いた。
明るい電灯の下でその卑猥な部位はさらけ出された。割れ目の上部には小ぶりなクリトリスが帽子を被った状態で覗き、卑猥な肉のカーブを描いて開いた左右のビラビラの間には、淫口が無防備に曝け出されていた。
割れ目を開いた拍子に、その淫口から一筋の愛液が流れて、ピンク色の肛門を濡らしていた。
「ゆ、結衣、濡れてる…」
その言葉に結衣の頭が今まで以上にカーっとなった。
「やめて!変なこと言わんといてえ!」