裕樹の部屋で-4
裕樹が一気にパジャマを肌けさすと、プルプル揺れる胸の先に硬くなったピンク色の乳首が現れた。
「おおお、こんな可愛い乳首に成長してたんか。結衣て、お前乳首勃っとるぞ」
裕樹の言葉に結衣が恥ずかしさの余りに真っ赤になった。
「いやあああ」
「何を今さら恥ずかしがっとんじゃ。いつもノーブラでオレの前でウロついてるくせに。今もオレに自慢の胸を見せに来てんやろ」
「ち、違う」
思春期の裕樹は、姉が刺激的な姿で目の前をウロつくのを苦々しく思っていた。ゆらゆら揺れる見事なノーブラの胸は、思春期真っ盛りの男としてはついつい見たくなる。それでも『こいつは姉』だと思って慌てて目を逸らすが、やはり気になって服の上に映ったポッチリを盗み見てしまうのだった。
中学2年生で覚えた自慰行為も、最近では結衣の裸体を想像しながらすることも多くなってきた。しかしそんな行為の後は、決まって罪悪感で落ち込んでしまうのだった。
そんなことが続いている内に、『結衣は自分を嘲笑うために、ワザと挑発してるんじゃないか』と被害妄想に陥るようにまでなっていた。
因みにさっき裕樹が見ていた動画の女優は結衣に似ている。もちろんそのアドレスはお気に入り登録していた。
「違うことあるけぇ、オレがどんなに悩んでるかも知らんと毎日おっぱいプルプル揺らして挑発しやがって。今からされることは自業自得やと思とけ」
裕樹は宣言したとおりに、挑発の元の結衣の乳首に吸いついた。
チュポッ、チュポッ。
「いやああああ」
まさか裕樹がそこまでするとは思わなかった。そこへ突然キュンとなる快感が女体を襲い、結衣は体をのけ反らせて反応してしまった。
結衣のその反応に気を良くした裕樹は、もっと大胆は行動にでた。舌で硬くなった乳首を転がすように舐めまわし始めた。
「あああん、ああん、ダメえええ、あっ、あっ」
(エロ〜、結衣もエロ動画の女と同じや。感じとる)
夢にまで見た結衣の乳首を堪能した裕樹は、当然ながらその欲望を更にエスカレートさせていった。
「よし、ホンマに感じてるかどうかこっちも調べたる」
裕樹は乳首から口を話すと、右手で結衣の左乳首をクリクリと弄りながら結衣の耳元で囁いた。
何をされるかを悟った結衣は慌てた。これ以上のことを血のつながった弟にさせる訳にいかなかった。
「や、やめて、それ以上やったら大きい声を出してお母ちゃん呼ぶで」
「出してもええで。明日は土曜日やし、オカンはさっきオトンの晩酌に付き合うてたから、今頃2人でグッスリ眠りこんどるわ」
酔っぱらった2人は滅多に起きてくることはない。それは結衣も熟知していた。それでも「はいそうですか」と言える訳はない。
「い、いや、いや、アカン、これ以上はアカン」
結衣は真剣な目で訴えかけたが、一線を乗り越えた裕樹に容赦は無かった。右手を結衣のパジャマのズボンに滑り込ませ、下着の上から結衣の大事な部分に指を這わそうとした。
しかし、結衣は抵抗をした。自分のスラリとした足同士をクロスに絡ませて内股に力を入れた。こうする事で大事な部分への裕樹の指の侵入を防ごうとした。
「あれ?抵抗する気か?無駄な足掻きやな」
裕樹は一旦パジャマから手を抜き取ると、親指で結衣の硬くなった乳首を押さえつけた。
「ああん」
乳首を親指で押さえたまま、胸をグイッと上に寄せると、小指を脇の下へ這わせてコチョコチョょと擽りだした。