第6章 ふっ、弾けたの? 虫が・・・-1
「ひたぎ、お前は自分の魅力を分かっていない・・・美し過ぎる・・・そんなお前にこんなことをされたら・・・止めてくれ、もう本当に・・・」
ひたぎがズボンの中の昴の竿を乱暴に踏みつける。
「生き物でも入っているのかしら、びくびくと動いて、あら、更に固くなったわ」
ひたぎが足の裏で、昴の竿を包み込むようにしてもみ込んでいく。そして、必死に耐えていた昴に、遂に限界の時が訪れた。
「っく、ひたぎ!これ以上は無理だ!!! もう、んああ! くそ!俺は、踏みつけられて・・・ こんなのは、嫌だ・・・ んっぐう・・・ や、やめ!・・・ う、うわあ! んぐっ、んぐぅうう!!うわわわ!! だめだ! んああああ!!!」
昴は切なげにひたぎを見上げ、身体をびくびくと震わせた。
「ふっ、弾けたの? 虫が・・・」
射精が続き身体を震わせ続ける昴に、ひたぎが冷たい言葉を容赦なくぶつける。
「所詮、この程度の男・・・
多少見てくれがよくても使い物にならないわ。
ダメな男。いえ、虫としては頑張っているのかしら?」
昴が続く射精に体を震わせながらも訴える。
「俺じゃなければ自殺するようなことをポンポンと・・・
それはいい。ひたぎ、俺を試したければいくらでも試せばいい。
俺は本気だ。そして、俺はどこまでもお前を受けとめる。」
なによ。ちょっとかっこいい!
「な、何よ。早漏の癖に!」
「俺は早漏なんかじゃない。今回はお前の美しさに心を奪われただけだ。」
そんなこと言われたら・・・
「た、試してなんかいないわ。
ただ、私より成績の良いあなたが憎らしかっただけ。
強がるあなたが偽物だと・・・証明・・して・・上げようと・・・」
昴が淋しそうにひたぎを見上げる。
「ご、ごめん・・なさい・・・
あなたが可愛くて・・・
自分を見失ってしまったの・・・
あなたに興味が尽きなくて・・・
本当はあなたに嫌われたくはないのよ」
「いいよ。気にしてない」
ひたぎの瞳に喜びの色が浮かぶ。そして、それは気がつけば悪戯の色に変わっていた。
「気にしていないの?本当は、もっといじめてほしいのかしら?」
さすがに昴も気を失いそうだった。