反撃しよう!-1
3
‘防御’ばかりしててもイかされるだけ――さっきこの子も言っていた。
・・・よし、反撃してみよう。
試しに、お腹に力を入れてペニスを締めつけてみる。途端、スライム娘の顔が切なそうに歪む。
「あんっ!!そんな、きゅうに締めつけちゃダメぇ〜・・・ぁ、でもっ、締めつけられたままでうごくの、気持ちい・・・っ♪」
ちっちゃなペニスに肉ひだが絡むのがたまらないみたいで、スライム娘は嬉しそうに腰の動きを激しくする。
逆転、できるかも。
私は締めつけを続けたまま、くいっくいっ、と腰を上下にグラインドさせて、スライムペニスをもっと刺激してあげる。
「ぁんっ♪ふわぁぁ・・・っ、おちんちん、いろんなトコにいっぱいこすれてぇっ・・・!」
スライム娘の顔が、苦しそうな気持ちよさそうな顔になっていく。それでも必死に腰を振って、私のアソコに反撃してくる。
「んっ・・・ぁんっ・・・あぁんっ!ズルイよぅ・・・ふたなりのくせに、おまんここんなにイイとか、はんそくぅ・・・っ♪」
スライム娘の動きが、私のアソコを味わうような、自分が気持ちよくなるための腰つきに変わっていく。
「あん!あっ・・・あっ、あっ、ぁん・・・っ♪」
私のグラインドに合わせて、ペニスを一番イイところに擦りつけようと夢中で腰を振ってくる。
頬を上気させて、時おり一際高く鳴く青い少女。勝負なんか抜きにしてもイかせてあげたいくらい可愛い・・・・。
(口半開きで舌突きだして、ほんと気持ちよさそう・・・・。じゃあ、そろそろイかせてあげるね・・・?)
スライム娘が奥まで入れたのを見はからって、ペニスを優しく握りしめるように、ぎゅうぅぅ、と締めつけてあげる。
「ふわっ!?ぁぁん・・・っ♪しめつけっ、すごいぃ・・・!」
びくんっ、と身をふるわせて悦ぶスライム娘。
でも悦んだのも束の間、このまま締められつづけたらイクと悟って、ペニスを引き抜こうとする。
でも私は、逃がすまいとさらに強く締めつけてあげる。
「んっ・・・んぁ・・・ぁぁん・・・っ、おねえさんっ・・・そんなに、しめつけないでよぉぉ・・・!」
逃げるペニスに肉ひだが一枚一枚絡みついて、ペニスを撫であげ擦りあげながら、「行かないで」と誘惑してあげる。
それでもスライム娘は、腰をふるわせながら、なんとか先端まで引き抜いた。
「はぁっ、はぁっ、は、ひいぃぃッ・・・っっ!!」
そんな彼女に脚を絡めて、私は‘大好きホールド’の要領でもう一度、‘彼女’を根元まで迎え入れる。
苦痛と快楽の入り混じった、泣き笑いの表情で私を見るスライム娘。
そんな少女に、私はきゅっきゅっ、とアソコを締めて応えてあげる――私は今、ひどく嗜虐的な顔をしてるかもしれない。
腰をぷるぷるふるわせながら、ゆるゆると、スライム娘がまた腰を引いていく。
でも、賽の河原の石積みみたいに、這い出たと思ったらまたすぐ引きずりこまれてしまう――その理解が、少女の我慢と理性を決壊させていく。
「ぁっ・・・ぁっ・・・あ・・・っ、ダメ、でちゃ、ぅっ・・・・イ、く、ん・・・・っ!」
中ほどまで抜いたところで、漏れるような静かな射精。
私の上で腰をぷるぷるふるわせながら、長いことガマンしていたおしっこを漏らすように、羞恥に快感が混ざって蕩けた表情でイク青い少女。
快感がじんわりと尾を引く長い射精を、少女は目を閉じて、じっくりと味わっていた・・・・。
長い射精を終えたスライム娘が、くたり、と私の上に倒れかかる。
そしてそのまま、ゆっくり形を崩して水になり、私の身体をすべり落ちて地面に染みこんでいった。
魔物娘は、激しく絶頂すると消えてしまう。
敵として戦ってはいたけれど、はじめて消滅を目の当たりにすると、かわいそうなことをしたような、そんな気持ちがわいてきた。
一歩まちがえば殺されていたとはいえ、おたがい快感を与えあって愛しあって、いくらか情が移ってしまったのかも。
・・・とにかく、消える瞬間の少女が、安らかな寝顔みたいに穏やかな表情をしていたのが、せめてもの救いだった。
衣服を整え、しばらくその場でぼんやりしていたけれど、幸い魔物の襲撃はなかった。
(え〜と・・・・そうだ、装備を買いに行かなきゃ。)
すっかり遅れてしまった当初の目的を果たすため、今度は四方をしっかり警戒しながら、町へと向かう私だった・・・・。