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淫らな日常〜素人体験告白談〜
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決心-1

 私はいつもと違う気持ちで歩いていました。いつもは俊さんが私に用事がありますが、この日は私が俊さんに用事があったんです。俊さんの姿が見えた瞬間、心臓がバクバクしてきました。
 「おっ、静香ちゃんお疲れ様♪昨日はごめんな?熱く語り過ぎたわ!だから今日はお誘いはお休みするから安心しなよ♪」
タイミング悪っっ!せっかくこっちがその気になったのに。でもここで後回しにしたら迷いが生まれそうと感じました。私は思い切りました。
 「俊さんの勝ちだよ。」
 「ん?何が??」
 「ねぇ、まず相談に乗って?私に風俗嬢が勤まるのかどうかを…。」
俊さんは喜びと言うより驚いた表情を浮かべました。
 「えっ?マジ…!?まさかぁ…」
信じられない様子でした。
 「マジ…」
 「嘘…。俺を騙すつもり??」
 「騙すつもりなんてありません。だから〜、俊さんの勝ちだって言ってるじゃないですかぁ!!信じてくれないなら私、ノリさんのとこ行く!」
 「ご、ごめん!!マジかよ…!!ヤッタゼ!!」
一気に喜びを爆発させる俊さん。周りの人がジロジロ見てこっちが恥ずかしくなってしまいました。
 「ち、ちょっと〜!!」
 「あ、悪い悪い!じゃ、どうする??中に入って話するか??」
 「うん。」
 「じゃ行こうか!!マジかよ〜、静香ちゃんゲットだぜ!?信じらんねー!」
 「ま、まだ…」
 「迷ってんだよな!大丈夫だよ。無理矢理働かせたりしないから。俺の話を聞いてくれる気になってくれただけでも嬉しいんだよ!ありがとな?」
 「い、いえ…」
俊さんに肩を抱かれいよいよ泡姫の敷地の中へ入ります。初めて入る風俗店。玄関から見える中は驚く程ゴージャスでした。
 「静香ちゃん、こっちだよ。そっちはお客様の入り口だ。関係者入り口はこっちだよ。」
 「はい…」
私はゴージャスな中に見とれながら右へ周り関係者入り口に導かれました。その通用口も、まるでどこかの庭園を歩いているような豪華なものでした。正直場違いです。そして目の前に重厚な扉がありました。この扉を抜けた瞬間、今までの私とサヨナラするんだろうな…、そう予感しました。


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