Long-Distance Love-4
ーずちゅ、ずちゅっ
菜摘が自ら動き出したのだ。
『ナツ、激しいな・・・はぁっ。』
「ようくんが、、、、じらすからぁ・・・」
『誰か来ちゃうかもよ・・・』
陽介が再びピンっと固くなった乳首を転がしながら言う。
「いやぁあんっ！あぁっ。ようくんっ。」
『誰かに見られるかもしれなくて、感じてるんだ？』
「そ、そんなこと、なっ・・・ああぁっ。」
『ナツ、そんな締め付けたらだめだよ。』
誰かに見られるかもしれない、見てるかもしれないといういつもと違う環境で興奮してるせいか、心地よく狭く、そして包み込んでくれるようなそこは、いつ
もよりきつく感じられた。
「はあぁっ、、ようくんの奥まできてるっ。・・・あついよぉ。」
たまらず陽介も下から突き上げる。
「はあぁん！！だめっ！ようくん、あっ、ああっ！！」
ーぐじゅっ、ぐじゅっ、ぐじゅっ
『ごめん、俺もういきそう。』
「あたしも、、一緒に・・・あああぁぁっ！！？」
『・・・・っ！！』
『ナツ、ナツ』
「・・・あっ・・・ようくん。・・・あれ？」
目が覚めると、そこは陽介のベッドだった。
『ナツ、ぐったりしちゃったから運んだんだ。気付いてよかった。』
「え？ここまで！？」
陽介の部屋は３階だった。しかもこのマンションにはエレベーターがなかった。
『はぁ〜。重かったよー。もうだめ。』
そういうと、菜摘が寄りかかる。
「ごめん〜。だって気持ちよかっ・・・・」
陽介が菜摘に口付ける。
『会いたかった。今ナツが目の前にいてくれてうれしいよ。』
おでことおでこをくっつけながら陽介が言う。
「あたしに会えなくて寂しかった？」
『寂しかったよ。』
陽介の両手が菜摘の頬を包む。
「あたしのこと考えてくれてた？」
『うん。』
菜摘の瞳から涙が伝う。
そこにやさしくキスを落とす陽介。
『よしよし。』
菜摘を抱きしめ、頭を撫でる。
『大丈夫、俺はここにいるから。』
「うん。」
今日は満月で、静かな部屋に優しい月明かりが差し込んでいた。
「ようくん。」
『ん？』
「また車でえっちしようね。」
『え？？・・・あぁ。』
（あのあと、ズボン大変なことになってたんだよなぁ。。。）
軽く気を失っていた菜摘にはこんな陽介の心の叫びなど聞こえるはずもなかった。。。。