風俗への誘い-8
俊さんは不意に表情を緩めました。
「悪い悪い!ついマジになっちゃったよ。ま、強引に働かせるつもりはないから、せめて他の勧誘に乗らないでくれよなって!」
「そ、そりゃあ…」
「まず俺の誘いに乗ってからにしてくれよな?じゃなきゃ君を見つけてアタックしてきた俺の努力が無駄になるからね。まさか裏切らないよね?」
「う、裏切りはしないけど、何か恩着せがましくないですか〜?」
「まぁね。ははは!でも最初に静香ちゃんに目をつけたのは俺だぜ?」
「目をつける基準て何ですか?」
「そりゃあヤリたいかヤリたくないかでしょ!」
「俊さん、私とヤリたいの!?」
「ヤラせてくれるなら喜んでヤラせてもらうけど♪」
「ヤラせません!!」
「だよね〜。でももしヤレたらたまんないだろうなぁ…!燃えるだろうなぁ…♪」
俊さんは特に私のオッパイをいやらしい目で見ました。
「あ〜!俊さんは巨乳好き!?」
「ああ!大好きだよ。揉みてぇ!」
「揉ませませんから!」
「1万で揉ませてよ。」
「嫌です〜!」
「残念〜。」
私はアカンベーをした後、ちょっと気になった事を聞きました。
「さっき花梨さんを暫く家に泊めたって言いましたよね?」
「ああ。」
「その時、ヤッちゃったりしたんですか??」
「ああ。ヤッたよ?そりゃヤルだろ。美人が同じ屋根の下にいるんだもん。」
「花梨さんは抵抗しなかったんですか?」
「する訳ないだろ?神待ちしてたぐらいだぜ?逆にヤラせてあげるから面倒見てくれって言ってきたぐらいで。」
「そ、そうなんだ…。」
「毎日あのデカいオッパイちゃんをモミモミさせて貰ったよ♪」
「キモッ!マジで巨大乳好きなんですね。」
「デカいパイパイ嫌いな男いないだろ〜?静香ちゃんだってデカいチンチン好きだろ?それと同じさ。」
「一緒にしないで下さい!それに私別におっきいチンチン好きな訳じゃないしー。」
「こりゃ、失礼!ははは!」
端から見たらあの女、何でも勧誘の男と仲良くはしゃいでるんだと思われていたかも知れません。いや、きっと風俗嬢だと思われたんでしょうね。風俗嬢ではないのに他人から見れば風俗嬢に見える。その逆もあります。就さんの言う通り人生上手く生きた方が勝ちなのかも知れないな…、そう思い始めてしまいました。