風俗への誘い-4
仕事中はそんな事も忘れ働いている訳ですが、たまに私と同年代の子が服をまとめ買いしていくのを良く見ます。言われて見ればギャバ嬢か風俗嬢か…そう見えなくもありません。その日接客したのはギャバ嬢さんでした。私より一つ上の人でした。
「お客さんが脚全開の服装が好きだからオネーサンみたいな服を探してるんですよ〜。」
「あれ?接客ってドレスっぽいのじゃないんですか?」
「お店ではね?でも店外デートの時に頼まれるのよ。」
「店外デート??デートもするんですか??」
無知な私に嫌な顔一つせずに答えてくれます。
「大事なのよ、ギャバにとって店外デートって。私ら指名とってナンボだから店外デートでガッチリ捕まえなきゃやっていけないのよ。」
「店外デートって普通のデートですか?それとも…」
私の言いたい事は察したみたいです。
「基本、普通のデートよ?規則でエッチするのは禁止されてるし、させる女だと噂が広まったら格が落ちるからね。でもね、この人はって人が現れたらたいていみんなヤッちゃうわね。」
「ヤッちゃうんですか!?」
「隠れてね。でもすぐにはヤラせないのよ。待たして待たして待たして、みたいな。その待たせてる間に色々プレゼントくれるから、そのプレゼントの質でヤラせる価値のある人かどうか見極めるの。お金を自由に使える人か、あちこちで借金して無理してる人かをね。無理してる人だったら引くわ?だって借金重ねていよいよ払えなくなったら私にまでとばっちりくるでしょ?だから選別は大事なのよ。」
「へ〜。今まで一番凄いプレゼントは何ですか??」
「今のお客さんは凄いわよ?今住んでるマンションも、乗ってる車もこの指輪もそのお客さんからのプレゼントなのよ。」
「ま、マンション!?車!?」
「うん。ほら、服欲しいって言えばお金くれるし。起業家の社長だからお金は持ってるのよ。もうおじーちゃんだからそんなにしつこくないし。」
「いくつなんですか?」
「65歳よ?」
「へ、へ〜…。じゃあその方としちゃうんですか?」
「うん。今週末に沖縄旅行に行くからそこでしちゃおうかなって。」
ニコッと笑いました。
「おじーちゃんとのエッチって抵抗ありませんか??」
「普通ならね?でも目の前にマンションや車や札束おかれたらどうする?テレビから何から自分でお金払わなくても勝手に入ってくるのよ?それ考えたらおじーちゃんとのセックスも私はできるわ?」
別に何てことなさそうに言いました。