風俗への誘い-3
顔見知りになったのは俊さんだけではありません。ソープランドとは違いますがファッションヘルスのお店でソフィアというお店があります。こちらも大人気店みたいです。そこの憲行さんも頻繁に誘ってきます。俊さんに取られまいと必死みたいです。
「静香ちゃん、泡姫の誘い受けてないよねぇ?」
「泡姫にもソフィアにも入りませんから。だいたい呼び込みとか勧誘とか条例違反でしょ?捕まるよ?」
「あんなのいたちごっこだよ♪騙しごまかしだからね。ねー、うちで働いてよ〜。」
「そしたら私の稼ぎの15%貰えるんでしょ?」
「良く知ってるねぇ!」
「俊さんに聞いたもん。」
「俊さんはやり手だからなー。可愛い子を次々と入店させてるから20万は稼いでるらしいからね。」
「えっ?勧誘するだけでそんなに!?甘い汁すすってますねぇ。ノリさんはいくら?」
「俺はやり手じゃないし店がヘルスでソープほど料金高くないから一桁だよ。」
「何でソープランドは高いの?」
「まぁソープは本番ありだからね。」
「本番ってエッチって事?」
「何だ?そんな事も知らないの?」
「てゆうか、ノリさんはそんな子を風俗に勧誘してるんですからね!」
「ハハハ、痛いとこ突かれたな!ま、ヘルスは本番はないけどそれまでの過程を楽しめるからね。ソープにはソープ、ヘルスにはヘルスの良さがあるのさ。ちなみにピンサロはチンチンしゃぶって口の中に発射で終わりなんだよ?俺、意外とピンサロ好きだよ♪」
「知らないし!でも男の人は色んな遊び場所あっていいですね〜。」
「だから静香ちゃんもたくさんの男に夢と喜びを与えてあげようよ♪」
「嫌です!」
「逆にお客さんにたっぷりサービスして貰えたりするよ?うちの子なんか1時間で3回もイカせてもらった事もあるぐらいで。」
「えっ!?ぎ、逆に!?」
「ああ。攻め好きなお客さんも多いからね。けっこうお客さんに体を開発してもらってる子、多いよ?」
「…」
「あれ?どうしたの?♪」
「べ、別に羨ましくないですからね!?」
「どうだろ〜?」
きっと羨ましそうな顔をしていたんでしょうね。私は恥ずかしくなりまた逃走しました。
「じ、じゃあねノリさん…!」
「また明日ね♪」
つーか、ついつい話に乗ってしまう私が悪いのかな…。でも基本、みんな話しやすくて楽しい人だからついつい、ね…。社会勉強の一環として、です。