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透明な滴の物語U
【同性愛♀ 官能小説】

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青いバケツ-3

そして、浣腸なんてこんなものかと高を括ったとたん、下腹の奥で異変が起こった。
人工的な爆破により誘発された便意が湧き起こってきたのである。
「あ!」
祐梨の目に驚きと焦りの色が浮かんだ。
聡美は空いている方の手で祐梨の手を握った。
祐梨がディルドを咥えての絶頂に達した時のように指をしっかりと組みながら。
「効いてきたのね?」
そう言うと聡美は舌なめずりをした。
「先輩…、先輩…」
祐梨は動揺した目で聡美を見る。
だんだん便意が強まってくる。
腸内で滞留している便の量が多い分、ガマンはかなり辛い行為となった。

「恵子も言っていたでしょ、ガマンよ」
聡美は肛門を押さえている脱脂綿を揉み込むようにした。
そして意識を紛らわせてあげようと、手のひらでその上にある女の穴とクリトリスを押し付けるように撫でる。
「あぁ〜」
圧迫された陰核からじんわりと快感の波が拡がる。
そうされると、意識が分散しガマンが続くような気がした。
祐梨は、下の穴では便意をガマン、上の穴では女性器の快感という矛盾した感覚に快楽を感じていた。
「ハァ、ハァ、先輩…」
「どうしたの?祐梨」
「わたし、わたし」
状況を説明できない祐梨に代わって聡美が言葉にした。
「気持ち良くて、ウンチしたくて、でも気持ち良いんでしょ?」
「あぁ〜、先輩、ごめんなさい、ごめんなさい」
祐梨は、喘ぎともガマンの呻きともつかない声を上げた。
「なんで謝るの?」
「だって…」
祐梨は、制御できない身体の感覚に翻弄され混乱していた。
不安そうな目で聡美を見た。

その様子を見て、聡美にまたしても祐梨に対する止め難い衝動が湧き昇ってきた。
「祐梨…、可愛い」


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