金髪女-12
ドーベルマンは真奈美の体のサイズと股間の位置を入念に確認するかのように、彼女の体を一通り舐め回し終えると、再び真奈美の背中へ乗りかかった。
(ダメ! 絶対犯される!)
ところが幸いな事に、まだ汚れを知らない青い谷間は狭い口を固く結んでいて、彼の肥大した金棒を受け入れられる状態ではなかった。
ベルは、その金棒の先端を再び突き立てようと試みるが、空しく上滑りするばかりだ。
(あれ?もしかしたら……)
ドーベルマンの必死の努力にもかかわらず挿入がうまく出来ないことに、真奈美は微かではあるが助かるのではないかと期待した。
彼の焦ったような必死の腰使いに、首輪の鎖がじゃらじゃら揺れる。真奈美の背中で暴れる大きな荷重が、両手首にズンズン響き、今にも折れてしまいそうだ。
腰に回された彼の腕が、ごりごりとあばらを締め上げ、鋭い爪が肌を擦り、皮膚に食い込む。
彼が諦めてくれるまでもう少し、あと少しの辛抱、と真奈美は自分に言い聞かせた。
「ダメよ真奈美ちゃん、こうして腰を落とさないと!」
いつの間にか沙夜子は真奈美のそばに這いより、彼女の腰を両手でグッと抑え込み、天に突き出すような姿勢を取らせた。
(ええっ!)
沙夜子は、かなり膨張が進んだドーベルマンの肉棒を片手で掴むと、もう一方の手を彼女の股間にねじ込み、秘貝のあわいをクパリとこじ開けた。
そして怒棒をその柔肉の開口めがけて突き当てた。
あっけなく僅かな希望を摘み取られた真奈美だった。
(痛いっ!)
押し広げられた何かが、ミチミチッと音を立てた。
続いて突然の激しい痛みが、真奈美の股間を襲った。
その電撃は、一瞬のうちに凶器が突き立てられた傷口を中心に体の芯を伝って、腹部や両腿、脊髄へと走り抜けた。
真奈美は、あまりの激痛に目の前が真っ白にフラッシュし、頭が痺れるような感覚で麻痺し、一瞬思考が停止した。
「あらあら、真奈美ちゃんたら、背筋を反らせたまま固まっちゃったわね」
肉棒の先端が肉襞に埋まったと知るや、ドーベルマンはその窮屈な肉の洞窟を掘り進もうと、再び腰を突き動かし、削岩機のように怒棒を撃ち込み始めた。
真奈美は目を白黒させ、鼻水を垂らしながら必死の形相で痛みに耐える。
破れた粘膜はさらに押し広げられ、擦り切れ、細切れにされて鮮血と共に掻き出され、消えていく。
後には、図太い怒棒が撃ち込まれ、その半分以上を沈められた秘孔は目一杯引き伸ばされ、白く血の気を失っていた。
「真奈美ちゃん、まだバージンだったのね。うふふ、ロストバージンのお相手がドーベルマンだなんて、何て素敵なのかしら」
沙夜子はその様子をうっとりと眺めながら、二人を引き合わせ、一つにする事ができた充実感を味わった。
ズブッ、ズボッ……
真奈美は激しいストロークで体中をガクンガクンと揺られながら、ドーベルマンの激しいファックに耐え続けた。
猛り狂った肉棒は、その半分ほどが真奈美の中に埋没し、ビュクンビュクンと脈打っている。
ドーベルマンは真奈美の上半身を抱えるように再度体位を整え、組み直した。
真奈美の体を固定して、大きなストロークでファック出来るように……
しかし、ストロークを大きくしたおかげで腰を引きすぎたのか、肉棒はずっぽりと真奈美から抜けてしまった。
グプッ、グポポッ……
ドーベルマンの精液と血液の混じった粘液が吹き出し、真奈美の白い太ももをタラタラと伝った。
真奈美の膣壁はドーベルマンの肉棒にからめ取られ、ファックで掻き出され、少しだが膣口の外へはみ出している。
陰唇もめくれあがり、クリトリスも包皮が剥けて中身がプクリと飛び出している。
(痛い……助けて……ママ……だれか……)
必死で助けを乞う真奈美に、沙夜子は一向に構うことなく話しかけた。
「大丈夫よ、痛いのは最初だけなのよ!じきに痛みが消えて快感に変わるんだから。そのためには女の喜びに目覚めて、感度を上げなきゃね」
沙夜子は容赦なく抜けた肉棒を再び真奈美の股間に押し当て、犬にファックを促した。
ズブブブブッ……!
今度は更に奥深く、肉棒の3分の2ほどまでが、ずっぽりと真奈美の中へ埋没した。
ドーベルマンは肉棒を押しつけるように腰を突き上げながら、さらに奥へと沈めはじめた。
「あぎいいい……ぐえ……!」
悶絶寸前の真奈美は、体を支えて突っ張っている両腕をがくがくと震わせ、白い泡混じりのよだれを鼻から噴きこぼしながら、許しを請うように涙目で沙夜子を見詰めた。
「真奈実ちゃん、いいわ。何て素敵な表情なのかしら! でも、いつまでも痛いばかりじゃ楽しくないわよね」
そう言うと、またまた何処から取り出したのか、沙夜子の右手には注射器が握られている。
そして真奈実の二の腕を掴むと、再びその柔肌に、慣れた手つきでプツリと注射針を打ち込んだ。