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ゆえとナオさん part3
【同性愛♀ 官能小説】

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第1話-1

「んん?ナオさん、ちょっと見てください」
ナオさんに、美さきちゃんの胸を見てもらいます。

「美さきちゃんのおっぱいの色が、薄くなってきてると思うんです」
「ん〜?美さきは、まだまだこれからだからねぇ」
「アソコの形も、なんか…単純になってきてるようなんです」
「え〜?」

二人で美さきちゃんのアソコを覗き込みます。
「確かに…シンプルになってきてる、かな?」
「普通、逆ですよね?
美さきちゃん、最近はオナニーしないの?」
「おしりでする…」
「前ではしないの?」
「最近しない…あまりよくない…」
「なんか、このままペッタンコのツルツルに、
成長しちゃいそうなんですけど?」
「ふぅむ?」

お母さんのマンションで家族会議です。
双葉さんが話します。
「美さきの体については、美さきのもう一人の親の話をしなくてはいけません」
双葉さんは、美さきちゃんの出生の秘密を話してくれます。

「なるほどね」
今度はナオさんが自分の出生の秘密を話します。
これで家族みんなが、
ナオさんと美さきちゃんの関係、私とナオさんの馴れ初め、
美さきちゃんがいずれマリーさんから受け継ぐ、
『偉大なる術』の秘密を理解したことになります。

私は心配になって聞きます。
「すると美さきちゃんは、
見た目は双葉さんから受け継いだ女性でも、
体のなかは男性でも女性でもない、汎性になるってことですか?」
「性ホルモンの役目は、
解っていること以上のものがあると思うんだけれど」
お母さんが言います。お母さんは看護婦です。

「人類世界の設計図を記した『偉大なる術』を、
編纂するくらいの進んだテクノロジーを持った文明だから、
身体の維持、成長には抜かりはないんでしょうけれど、
双葉さんの話だと、性欲や生殖は不能になりそうですね」
ナオさんが意見します。

美さきちゃんは私の腕の中でおとなしく抱っこされています。


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