捕らわれた獲物-2
聡美は祐梨のストッキングを脱衣かごの中に入れた。
祐梨の脚を覆っていた鎧は単なるナイロンの布と化し、ゆるゆると力なくかごの底に落ちていった。
聡美は患者用の丸椅子を引き寄せてきて座った。
「白なんだ…。白、好き?」
ショーツの色のことだった。
「恥ずかしい」
祐梨は聡美から顔を背けた。
「ほら、こんなに張っちゃって」
聡美は指で祐梨の丸みを帯びた下腹部を撫でた。
楽しむようにして、ゆっくり円を描きながら撫でる。
「こうマッサージすると、出るようになるのよ」
祐梨は顔を背けながらも、恐る恐る聡美の顔を見てみた。
その顔は、もはや会社の上司としての顔ではなかった。
女の性が溢れ出て、性欲に染まった一人の女としての聡美がそこにいた。
「丸くて可愛い」
そう言って、聡美は便秘で丸く張った下腹に顔を近づけ、キスをした。
「あっ!」
思わぬ聡美の行動に祐梨が声を上げる。
聡美は犬のように舌で丘陵を舐めはじめた。
舌の温かく滑った感触が腹を這い回る。
「この中に何が入っているの?祐梨?」
祐梨の呼吸は荒くなり始め、それに応じて海面のように下腹が浮き沈みする。
会社の上司に便秘で張った腹を舐められるという異常な状況に頭に血が昇り、感じたことのない興奮に支配されつつあった。
聡美は、祐梨の片方の腿を持ち上げ股を開かせると、ショーツのクロッチの上から、割れ目に沿って指でなぞり始めた。
「あ!」
祐梨は思わず声を上げる。
陰核の周りを丁寧になぞったかと思えば中指と薬指で押し開くように縦になぞる。
白いショーツが割れ目に食い込むように密着する。
そのうち、内側から滲み出た粘液がじんわりとショーツの表面に浮き出てきた。
「あれ〜?どうしたのかな〜?お漏らししちゃったのかなぁ?」