調教合宿-19
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一週間ちかくの間、みっちりと淫欲と被虐を叩き込まれた二匹の牝犬は今ではすっかり滝山のペットとして仕えていた。
滝山が鎖で繋がれた二匹に寄ると争うようにペニスを舐めまわしている。一匹が咥えこんではなさずにいると、もう一匹は陰嚢を舐め頬ずりして気を引こうと上目使いでシナをつくっていた。
「お前たちの口技はたいしたものだ」
犬にされた女たちはうれしそうに媚びをおびた目で滝山にじゃれつく。
「その大事な口を封じられても俺を満足させられるか見極めてやる」
困惑顔の犬たちに滝山は口枷をとりだして見せてやった。
「今夜は合宿最後の夜だ。最後まで気をぬくな」
牝犬になりきった雅恵と恵美は、絶対服従の伏せのポーズで滝山に応えていた。
一人の男と二匹の牝犬が絡み合っていた。牝犬たちの口にはボールギャグが嵌められている。
恵美は騎乗位、雅恵は顔面騎乗位でそれぞれが滝山から施しを受けている。二人とも荒い息と共にボールギャグから透明な涎を流しつづけていた。
滝山は手で腹部に溜まる二人の涎を恵美の身体に塗りつけた。塗りつけられた涎を向いに跨った雅恵が恵美の乳房にローション代わりに使って乳首を転がすと、恵美も雅恵の口から噴出する天然のローションを相手の乳房にのばしている。
滝山の上に跨って向かい合った牝犬どうしが互いに乳房を愛撫をしあっている。
滝山の腰に尻をひときわ強く打ちつけだした恵美が痙攣して動かなくなった。顔面で滝山の舌先の愛撫に徹していた雅恵がすかさず四つん這いになって滝山の施しを期待するように後ろを窺がっている。その姿はまさに牝犬が交尾を要求しているようだった。
「よしよし、どちらが欲しいんだ」
滝山の問いかけに口を塞がれている牝犬は尻の肉を両手で大きく広げてみせた。
「おお、そうかすっかり後ろの穴に味をしめたな」
恵美の欲情の体液で滑り光ったペニスが差し込まれると雅恵は球体の口枷から絶叫を飛沫と共に噴出させた。覚醒した恵美が滝山の後ろについて雅恵のバギナを片手で刺激しながら、滝山の股間や胸などを愛おしげに撫でまわしている。肌に乾きが出る前に自らのローションをぬりつけながら愛撫している。
恵美は雅恵の前にまわり、仰向けに潜り込み雅恵の乳首を責めながら股を大きく開いてバギナを雅恵の面前に突きだし愛撫を要求している。
飼い主と二匹の犬が見事な三つ巴になって繋がった。
貪欲な雅恵は逝っても逝ってもなかなか滝山を手放そうとしなかった。恵美が滝山を奪うように雅恵を押しのけ、ひざ裏を抱えた仰向けで欲情した牝犬の目で哀願する。
「おお、今度はそうして欲しいのか。よしよし可愛いぞ」
正常位で挿入してやると雅恵が今度は恵美に顔面騎乗になった。そして手を滝山の肩にのせて思いっきりのけ反って滝山に乳房の愛撫を要求している。
二匹の牝犬の貪欲なおねだりは深夜まで続く。汗、唾液、愛液にまみれて三人は疲れ果てるまで繋がり続けた。