目覚めの時-1
目覚めると、そこは病院の
ベットだった。
「ここは何処だ?」
小木はつぶやいたが、
答えてくれる人など、どこにもいない。
「俺は一体・・・」小木は気を失った
時の事を覚えていなかった。
小木が目覚めたのは、204の病室であった。
「ここから出ないと。」と小木は病室から
脱出を試みたが、部屋には鍵がかかっていた。
だが、この病院自体、廃墟だったので
ドアを壊すことなど小木には容易なことであった。
そして、小木はドアを壊し病室から脱出したのであった。