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大好きな人
【片思い 恋愛小説】

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大好きな人-1

ベットに俯せになって足をパタパタ。部屋でいつもと変わらないはずのくつろぎ方なんだけど・・・
今は少し違うのよ〜。

目の前には私の携帯。  まったく反応ナシ!!

(電話するって言ったのに。いつになったら掛かってくるんだよぉ)

『はぁ〜』っとため息ばかりついてる・・。何を隠そう私は裕介からの電話を待っている。
裕介は私が新しく入った派遣会社の営業マンで、担当者でもある。

悲しいが待ち遠しい電話は仕事の話(泣)
それでも裕介の声が聞けると思うと・・

(きゃ〜!!)・・・
馬鹿か私は?こんな一人ツッコミやりすぎて疲れてきたょ。知り合って間もないとはいえ、私のキャラでプライベートな話もさりげなく出来てるとは思う!!
けど、まだ仕事以外で二人になったことないんだよね。

だから、余計に掛かってこないと不安になる!
けどだからと言ってこっちからは掛けられない!! ただ向こうの確認電話だもん。いちいちしつこいとか思われたくないし、仕事に関してはさらっとした会話したいし・・・。

あ〜もう!!
裕介〜早く電話してぇ。 あなたの声聞くと元気出ちゃうから(笑)
明るく私を笑わせてよ。

やっぱ今仕事いそがしいんだろうなぁ・・。

パカっと携帯を開く
(もう何回目だ・・!?)
嘘でしょ!?充電が二つになっちゃったよ!肝心な時にバッテリー切れたらやだよぉ・・・
充電しながら待ってればいいんだね♪
ってやっぱアホだなぁ私。


もう今日は連絡ないんだろうか・・。電話するって言ったのに?

もういいや・・・
寝てやる!もう出ない!で、後で寝ちゃってたって言えばいいんだもんね。こっちから掛けれるし!もう待つのやめ〜。

とその時・・・
携帯から裕介の着信を知らせるメロディが。

『もしもし!?お疲れ様です』

即効で出てしまう私ここにアリ



その後の会話〜
『遅いよ〜!もう寝るトコで出なかったかもしれないじゃないですか』

裕介
『嘘つけ!めっちゃ出るの早いのに?(笑)あ、仕事終わってからかけてますから(汗)』


『いつも仕事中なのに?』
裕介
『うん。仕事の相談も兼ねて明日ご飯でもどう?始まったばかりで悩みあるでしょ?いっぱい(笑)って事で仕事終わったら電話してね〜!じゃあオヤスミ』

裕介
(さすがに仕事中誘う訳にはいかねぇしな。あいつら〈同僚〉うるさいからな)
HAPPY END〜
このあと私が明日着る服で悩む事間違いナシ!

ありがとうございました!


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