ロディオ-4
「ああああっ! そんな汚い所を、あっ! こそばゆいいいいっ! あうぅっ!」
喜悦を漏らさぬように力をいれて構えていた身体からアヌスを刺激されて脱力していく。力が抜けていくと今まで耐えていた淫欲が倍増して襲いかっかってきた。
「あうううう、ふああああ、いいいいいっ!」
アヌスをほじくっていた舌先はバイブにまとわりついている肉襞の皺を伸ばすようになぞりあげ、頂点に位置する小粒にたどり着く。チョンチョンと突くと、雅恵の中でフツフツと沸きあがっていた溶岩が一気に噴きこぼれていった。
「くわあああああああっ! いいいいいいっ! イクうううううっ!」
無機質な玩具の刺激とヌルヌルした軟体生物の舌先の刺激が混ざり合い官能の嵐に投げ込まれていく。
「イクううううううぅ! いいいいいいっ!」
ガクガクを痙攣したあと、死んだように静かになった。
「どうした、もうギブアアップか。牝犬調教はまだ続くぞ」
地下のトレーニングルームは恰好の調教部屋だった。いくら雅恵が悲鳴をあげても周りに漏れ聞こえることはない。滝山は心置きなく調教を行うことができることに嗜虐の肉棒を反り返らせた。
最初こそ、目の前に差し出された黒くクネルバイブを見て悲鳴を上げ続けた雅恵は、今ではすっかりその虜になってしまったようだ。疲れを知らない機械は人間技では不可能な振動で生身の雅恵を追い込んでいった。すっかり絶頂を叩き込まれた女体は、いくら逝っても果て倒れることはなかった。
「ほら奥まで呑み込んでいるぞ。『もっと突いてください』と言え」
スコスコとバイブを出し入れすると欲情の摩擦が雅恵を狂わせる。
「あああああっ! 突いてっ! そうよ、突きまくってぇっ!」
はしたなく大声を引き出され、滝山の誘導で卑猥な言葉を発して、我鏡の境地にいき果てる。そして余韻に漂ったあと、素面に戻ると決まって羞恥心で消え入りたい気持ちでいっぱいになる。
「あああっ……。もう、お止めになって下さい。私……イヤです……」
「うん? イヤかい。そうかな。こうゆうふうに、されるの好きじゃないのか」
「んぬぬぬっ! もうしないでっ! ひっ! いいいっ!」
すっかり開いた肉花にグイグイ男根を模したバイブを捩じ込まれると縛められた身体で滝山の責めを振り払うこともできず、心の拒絶とは反対に身体は、ちょっとした刺激に疼き、貪欲に淫棒を求めようとする。
「イヤだったのじゃないのか。止めてやろうか! どうだ!」
「ああああっ! 止めないで! もっと、もっとよ!」
バイブを操りながら、指の腹でコリコリとクリトリスを転がしてやると淫波にさらわれて涎を垂らし始めた。
美しい額に眉を寄せ苦悶の表情で、無様に涎を垂れ流す人妻。そのアンバランスな様相は責め続けていて飽きることがなかった。責めている間はハシタナイ言葉や媚態を晒しながらもいき果て平静に戻ると、自分の痴態に酷く恥じ入る姿がサディストを喜ばしていた。
「よし、俺を楽しませたご褒美を与えてやる」
滝山は雅恵の足を固定していた縄を解き、マシンのバーを取り除いた。
ズボンと下着を取り去り、雅恵の顔に跨り、先走り汁で濡れるペニスを口に捩じ込んで男性上位のシックスナインになった。
バイブを抜き去った雅恵の尻を抱え込んで陰核からアヌスまでを大きく広げた舌でコソゲ取るように舐めだした。
「んんんんんんんんんっ、うぐぐううううっ!」
雅恵のくぐもった声、ヌプヌプとペニスを舐める音とバギナを啜りあげる音が混ざり合う淫猥な効果音で、お互いに歪んだ欲情が高まっていく。
滝山も頭を振りたてて雅恵の陰部をジュルジュル吸い上げ、下品なバキューム音をたてながら、やり込めていった。
「ぬぬぬぬぬうううううううううっ! んぐぐぐぐぐぐぅっ……」
雅恵の昂ぶりを感じた滝山は、細心の注意をはらいながら前歯でチリチリ甘噛みしたクリトリスを舌でネロネロと転がした。
「うぬぬぬぬぬううううううっ!」
グッ、と雅恵が、のけ反ったと同時に滝山も咥内に思いのたけをまき散らした。