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訪問調教リメイク版
【SM 官能小説】

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ロディオ-10



恵美の通うダンススクールの前に滝山は車を待機させていた。
多くの生徒が出入り口から排出された後にポツリと恵美が佇んでこちらを窺がっている。だが滝山は恵美の刺すような視線を感じながらも運転席に座ったまま動こうとしなかった。
何もアクションを起こさない滝山に痺れをきらせて恵美が車にゆっくりと歩み寄ってきた。
「滝山さん、お忘れですか。もう二度と現れないと約束したじゃないですか」
「君のことがどうしてもあきらめきれなくてね」
「処女を差出たからといって、また寝られると思ったら大間違いよ」
「まだ全てを頂いたわけじゃない」
「……どういうこと?」
「後ろの処女をまだもらっていない」
「……後ろ……。処女……?」
「そうだ。君の特別な処女を頂きたい」
「はぁ? 何言っているのかサッパリわからない」
「まぁいいさ、いずれわかる。それより君、今から帰るのだろ。俺も君の家に帰るところだ。送っていくよ」
「俺も帰る、って、どういうこと」
「君のママにお仕置きの最中でね」
「ママにお仕置き……! 一体どういうこと!」
「ママが俺の言うことを素直に聞かなかったからお仕置き中だ」
「何をしたというの!?」
「それじゃあ今からママのところへ行こうか」
「滝山さんママとどういう関係!」
「ふふふっ。主従というやつさ」
「主従って何……」
「こんなところで押し問答しているうちにママは、気が狂っているかもしれないな」
「わかったわ。早く家に連れてって」

ダンススクールから車を走らせている間、恵美は押し黙ったままだった。
恵美は、滝山が母親と何等かの関係があることを明かし、尚且つ自分にまで再び身体を要求することが信じられなかった。何よりも清楚で控えめな母親が何らかのやましい関係をしていることを突き付けられてショックを受けていた。それに滝山の母親に対してお仕置きをしたということも心に暗くのしかかる。
恵美は連れ子として9歳の時やってきたが、それ以来雅恵は実の母親以上に愛情を持って接してくれた。今でも美しい母親に対して羨望の眼差しでその姿を追い、雅恵もまた娘を慈しみ成長を見守ってくれた。
「ついたよ。降りて」
滝山に声をかけられるまで恵美は自分の家についたことすら気がつかずにいた。自分の家に入ることが怖くて足がすくみそうだが、勇気をもって車外へでた。

滝山に誘導されて地下室のトレーニングルームのドアを開けると、人いきれでムッとする空気が漂ってきた。恐る恐る見渡すが母親の姿を見つけることが出来なかった。だが、すぐに部屋の一角が黒い幕で仕切られているのを見つけると、中から呻く声と掠れたような吐息が聞こえてきた。
「ママ! どうしたの、大丈夫!」
その時後ろから滝山に腕を逆に取られて幕に歩み寄ろうとするのを止められた。
「何するの!」
「ふっふっふっ! ちょっと君には刺激が強くて暴れられてはこまるのでね」
「ママに何したの! 腕を離してちょうだい!」
「だめだ。こっちでおとなしく座って見るんだ」
暗幕の前のトレーニングマシンのベンチに座らされ、マシンの柱に後ろ手に手錠を架けられてしまった。
「離してよ! 手錠をはずして!」
「特等席でよく見るんだ」
滝山が無言で嗤いながら暗幕を引き落とした。
暗幕の落とされた中の光景を見た恵美が一瞬目を剥いて、何が起こっているのか理解できずにいた。
「いやああああああっ! ママっ! 酷いっ! なにぃっ!」
雅恵は縛られた手首を高々と懸垂バーに吊り上げられ、痩身器具の乗馬型マシンに全裸で跨っていた。馬の鞍を模したマシンから逃れられないように太腿が縛り付けられ、乳房が上下に渡された縄で不自然に大きく絞られて突き出している。
「ママーっ!」
「うぐぐぐぐっ……」
恵美の声で、グッタリと頭を下げていた雅恵が顔をあげて呻きをもらした。
その時恵美は雅恵の口にボールのようなモノが嵌められて口がきけないことに気がついた。そのボールには穴が開いていて、そこからスースーと息が洩れでていた。
「酷い! 滝山さん、ママに何の恨みがあるのっ!」
「俺とママは主従関係を結んだ。主の俺の言う事は絶対だ」
「それとこれと何の関係があるのよ! お願いだから止めて!」
「ママは素直に俺に従わなかったからお仕置きをしている」
「滝山さん、お願いだからママを赦して」
恵美は後ろ手の手錠を外そうともがくが、頑丈なトレーニングマシンのベンチはびくともしなかった。
「ママのあそこにはバイブが入れてある。今見せてやる」
腕を吊っている縄をゆるめると雅恵は力なくクタクタとマシンに跨ったまま前のめりに崩れた。滝山はまるで家畜でも扱うように無造作に雅恵の身体を更に折り曲げると肛門から局部に至るまでが丸出しになった。慎み深く恥じらいのある普段の母親からは想像もできない姿だった。それ程までに疲弊している哀れな姿をみて恵美は涙を流した。
「ママ……、ママが……」


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