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露出する女
【痴漢/痴女 官能小説】

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第一話 エピローグ-1

   八重子 エピローグ

八重子は28才。
国家公務員の両親は一人娘の八重子を目に入れても痛くない程にかわいがっていた。
赤ちゃんの頃からかわいく、思春期を迎える頃には近所でも美少女で評判の娘に育っていた。

そんな娘を両親は才色兼備に育てようと、幼稚園からお受験の試練を与えられ、わけのわからないまま親の言うがままに大学卒業から親の希望通りの就職までと、まるで絵に描いた様なエリート人生を送ってきていた。

ただ、それは親からの見た目だけで、八重子にとっては硬く息苦しい日々だった。
就職しても一人暮らしは許されず、生まれてからずっとカゴの中の鳥みたいな生活に辟易していた。

そんな八重子が小学校の5年生になったばかりの頃のことだった。
まだ幼い少女のままの体にも、少しづつ変化が起きてきて、青く硬い乳房も小さく膨れてきて、ワレメの上にちょろちょろっと少し濃い産毛が目立ってきたころ。

夏休み、父親の実家へ里帰りした時の事、田舎に似つかわしくない八重子は行く度に町の話題にも上る程だった。
東京から遠く離れた田舎の田園風景が広がる祖父母のいる町は、八重子は大好きだった。

祖父母と父の兄、八重子にしてみればおじさん夫婦とその子供三人の7人家族で、田舎の古い大きな家に住んでいた。
一番上の男の子茂は八重子より3才上、八重子の一つ下の女の子綾と、まだ5才の末娘千佳の賑やかな兄妹は年が近い事もあって、すぐに馴染んで一緒にはしゃぎ回っていた。

3年ぶりに父親の実家に来て、懐かしい祖父母や従姉妹達と遊んで、寝る前に風呂を借りて出ようとしていたとき。
長男の茂が歯磨きをしに脱衣所兼洗面所に入ってきた。

身体は少女っぽくなってきていても、一人っ子で学校でも異性とかの感情に疎かった八重子は、3年前はまだ一緒に風呂に入っていたこともあって、何も考えずに身体を拭きながら風呂場を出て行った。


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