諦められない愛-17
「見てるよ、先生も見えてるよ」
「いやぁ…」
美咲は家に駆け込んだ
「にげたね?」
「ごめんなさい!人に見られるの以外なら何でもするから!」
美咲は一刀に泣きついた
(まだ気づかないのかよ俺だって…ちょっとショックだけど、まぁ、いいや…)
「次は残ってる方の耳を千切っちゃおうかな、小春は耳なしになるよ?」
「やめてっ!」
「わかった、特別に許すよ」
美咲はホッとした
(人に先生の裸を見せたくない….)
一刀はベランダのことで そう思った
「ありがとうございます…」
(あー、一緒に暮らしたいけど…俺だって今更バレるのは嫌だしな……そうだ!)
一刀は馬鹿馬鹿しいが試してみようと思うことがあった