鬼人と真似-1
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「おれっちに用事か?」
了達の前には一人の男がいる
「ああ、お前だろ、鋼の能力者を倒したのは?」
「そうだけど?」
「アイツはオレが倒す筈だったんだ!一郎の仇としてな!」
了に怒る男は鬼人だ 名前は三郎
「しらねぇよ、お前が早く倒さないのが悪い」
「くっ…うるさい!とにかくオレはお前を倒す!鋼の能力をコピーしたお前を倒して、自分の中で納得する!」
「なんで おれっちの能力を?……まぁ、いいや、やるなら早くやるぞ」
「いくぞ!」
三郎は走りだし、了に飛び蹴りをした