鬼人と炎-2
「くそぉっ!炎龍!」
龍の形をした炎が二郎に襲いかかる
「効かないさ」
二郎は腕を前でクロスしガードした
二郎の腕は軽く火傷を負った程度でダメージは殆どない
「もう、やめないか?肉まんくらいで命を落とすのは嫌だろう?」
(肉まんくらいで…)
「肉まんは僕の全てだぁ!」
竜太は両手にチカラを集めた
「爆炎龍!」
体の隅々に小さい玉がついた体長3メートルくらいある炎の龍は鬼人に向かい牙を向いた
「なに?!まだ、こんなチカラが」
鬼人は避けようとしたがギリギリ間に合わない
「肉まんの怨みだ悪く思うなよ…」
バゴォォォォン!
小さい玉が一つ一つ爆発し大爆発を招く
煙が風に飛ばされ鬼人が居た場所が見えてきた
「ぐぞぉ……がばっ…」
ベチャベチャ
鬼人は口からドロドロした血を垂れ流し、左腕がなくなりながらも立って居た
「まだ、いきてるのかよ…」