風が止むとき-4
*
小屋の中
サテスは楓を小屋の中まで鬼に運ばせた
(あれは…)
楓の目に映ったのは秘部から愛液を垂れ流している梨花の姿だ
鎖には繋がれていなく、自由に動けそうだが自力で逃げるのは無理だろう
「たふけへっ!」
梨花はろれつが回らないまま楓に助けを求めた
(こいつら….なんて事を…)
「仲間が増えてよかったわね…」
サテスは梨花の頭を撫でる
「外道め、その子を開放しろ!」
楓はチカラを溜め始める
「無駄よ…」
(なんで……?!)
楓はチカラが使えなかった