母親の仇-5
「雷撃」
バチバチバチバチ
突進してきた鬼は後ろに飛ばされた
「雷….お兄ちゃん!」
雷が飛んできた方を見ると怠そうにタバコを咥えた雷太が立っていた
「雷太さん…なんで…」
(あんなに関わるのが嫌そうだったのに何故…)
葵は疑問に思った
「腹減ったからコンビニ行くついでに鬼を倒しに来た、それだけだ、お前らの為じゃない」
「お兄ちゃん!」
小雪は雷太に飛びついた
「ありがとうございます…」
葵も雷太に飛びつく
(はぁー、ダリィ〜)
「どいてろ、邪魔だ」
雷太は二人を離れさせる