姉妹と雷と鬼と-14
「そんなぁ…お腹すいたよー」
「我慢しなさい…お姉ちゃんが明日何とかするから…」
「うん…」
二人は抱き合い空腹を紛らわした
「ああー、分かったよ!ったくよー」
雷太はタンスの引き出しから封筒を出し、中からお金を取り出した
「なんでお前らの為に俺のヘソクリを使わなきゃいけねぇんだ…」
「お金…ご飯食べさせてくれるの?」
「ああ…」
「やったー!」
「じゃあ、俺買いもの行ってくるから」
「あたし達もいくー」