喰い荒らす狂気-1
◎
雪が降り積もる人里離れた小屋
雪女はあれからも八郎に犯されて子供を二人産んでいた
一人は青い髪に白い着物を着た、高校生くらいの少女、名は葵
もう一人は白い髪に水色の着物を着た、高校生くらいの少女、名は小雪
八郎は小雪が産まれた後、暫く帰って来ず 、雪女は安心していた
葵も小雪もまだ処女で八郎に汚されたくはなかったのだ
「お母さま、お腹空きました」
「あたしもお腹すいたー」
葵と小雪は雪女に抱きつき夕ご飯をせがんだ
「はいはい、分かりましたよ」
雪女は鍋に具材を入れ夕ご飯を作り始めた
が
ガシャン
扉が急に開かれた…