鬼人と剣-4
「分かるさ、僕達には神のご加護がついている、まぁ、杏奈には説明したけど、君にまた説明するのは面倒だ、どうせ僕は君を殺すんだ、早く戦いを始めようか」
鬼人は手首や首をポキポキと鳴らした
「いくよ」
鬼人は一刀の目の前まで走り、蹴りを繰り出した
(早い…普通に走ってるだけでこのスピード…)
一刀は剣でガードしたが後ろに飛ばされた
「ぐうっ…」
(なんて蹴りだ…)
「今のでも半分の力だよ?随分飛んだみたいだけど…ぷっ」
鬼人は軽く笑った
「馬鹿にすんな、次は俺の番だ」