鬼人と剣-2
「はははっ、見逃してくれるのかい?」
鬼人は馬鹿にしたように笑った
「何がおかしい?」
「君は鬼人の強さを知らないのかい?ああ、知らないか、さっき初めて知ったんだもんね」
鬼は自分で納得すると話し始めた
「そうだなぁ、色々説明をするのは面倒だから、単純な力だけの強さを言うよ、僕達鬼人にも一応名前があるんだ、鬼人は全部で5人いる、強さ順に下から一郎、二郎、三郎、四郎、最後に八郎だ、何で五郎じゃないかは聞かないでね、本人が八郎にしたいって言ったんだ」