耐える者-2
「鬼と戦ったんですか…」
「それなら家に帰って来なかったのも納得ね」
二人はなるほどと頷いた
「それじゃあ、案内するから」
二人は頷くと男の後を着いて行こうとした
が、
「先生?高田先生!」
美咲が振り返ると後ろには一刀が目を見開き立っていた
「やっぱり高田先生だ!」
一刀はもう一度美咲の顔を確認すると走り寄った
「東 …一刀….くん?」
「はい!久しぶりです!」
美咲もかなり驚いたのか一刀の体を下から上へと見渡した