捕らえられた者-9
バキバキバキバキ!
鎌の柄は最初 何とか持ちこたえたが徐々に悲鳴をあげ、突いに折れてしまった
「そんな!!嘘でしょ!?」
「ハハハハハ!本当だよ、まさかマジで壊れるとはな!」
鎌はサラサラと塵になり消えた
「やべえ、手がいてぇ!」
「あっ!俺なんて紫になってんぞ!」
「お前これ、折れてんじゃ…」
「えっ?マジで?」
「うるさい!お前らは黙ってろ! 」
「ちっ!自分だってハハハハハ!とかデカイ声出してたくせに」
「だよなー」
「あー!うるさい!分かったよ!俺が悪かったよ!」