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鬼退治
【鬼畜 官能小説】

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捕らえられた者-7


(あの時パンチ食らわなければアタシが勝ってた!アタシが負けるわけないんだ!)

杏奈は地下室の牢の中で鬼人達を睨んでいた

「どうした?怖いのか?大丈夫、殺しはしないから」

「そうそう、二度と鬼人に逆らえない様にお仕置きするだけだからさ」

「ふんっ…勝手にしろ!鬼のくせに言葉なんて喋りやがって!」

「鎌がないのに強気だねぇ?」

杏奈の鎌は鬼人に取り上げられていた

「武器の能力者は弱いねぇ、武器を呼べるのは自分の半径二メートルいない、手で触ってないと武器を還すことも出来ない、還すことが出来ないから喚び出すことも出来ない、つまりは、ただの無力な人間だ」

「だから何?鎌がないからってアタシが無力とは限らない」





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