雪と鬼-6
「うっ……」
(盾を壊した後なのに…この威力…)
「どうだい?今のでも半分の力しか出してないよ」
(今ので半分…でも…)
「こちらも咄嗟に作った盾なので本気の強度ではありません…」
「そっか!なら次は本気で来なよ」
「わかりました…」
雪女は集中し、強靭な盾と剣を持った体長3メートルはある氷の兵士を創り上げた
「いきなさい…」
雪女の命令に反応し兵士は八郎に向かい剣を振り下ろす
「これが本気かい?」
バリィィィィン
八郎は足で蹴り上げ剣を粉砕した