雪と鬼-5
「ならば戦うことになりますよ…?」
「構わないさ、オイラは力でねじ伏せて犯すのも嫌いじゃないんだ」
「後悔しないでくださいね…」
雪女は口から吹雪を八郎に向かって吐き出した
スゥーー
フゥゥゥゥゥーー
八郎はその吹雪に向かって、思いっきり息を吸い込むと自分の息を当て相殺した
「そんな…!」
「次はオイラの攻撃を受けてみてよ」
八郎は超スピードで雪女に近づくと右ストレートを打った
雪女は咄嗟に氷で盾を作りガードしたが盾は粉砕され、八郎の拳は雪女の脇腹にめり込んだ