鎌と剣と鬼-8
鬼は次々と火の玉を吐き出し、一刀と杏奈は避けるのに精一杯だった
「ダメだ!勝てねぇぞ!」
(確かにアタシとコイツだけじゃ勝てない…でも…逃げ切れる気もしない…)
「どうする?勝ち目もないし、逃げも出来ない」
「そうだな…足を傷つけて動けなくするとか…」
「確かに、それが出来れば火の玉が届かない距離まで走って逃げ切れるね」
「やってみるか?」
「それしかないでしょ…」
二人は同時に走り出した
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